【レビュー】San Martin SN015

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腕時計

満を持して登場したSanmartinの真打ち登場。もうこれが本物でいいのでは?

スペック

年代 2021年頃? ムーブメント 自動巻き 杭州6460
型番 不明 精度 +30秒程度
直径 40mm 風防 サファイアガラス
厚さ 13mm 防水 20気圧防水
ラグ幅 20mm おすすめ度 ★★★★★(5.0)
機能 GMT 備考 傑作!

 

どんな時計?

San martinのGMTモデルで、赤青ベゼルを搭載したいわゆるペプシモデルとなる。R社のGMT達人2のオマージュモデルになるが、先に紹介したSN005Gが初代GMT達人(1950年代のモデル)を再現しているの対して、こちらは現行モデルを再現している。

いつものSan martinらしく「ここまでやるか?」と気迫のこもったガチの作風で、随所に高い加工精度やクラフトマンシップを感じさせる逸品に仕上がっている。


メルカリで中古品を入手した時にジュビリーブレスが付いていたので、もしかしたらV2(アップデート版)かもしれない。中華オマージュはたまにアップデートが行われることがあり(Pagani designなどが顕著)定期的に品質改善がなされる。この向上心は素晴らしい。

今回は気分的にヤフオクで買ったオイスターブレスに替えてある。これは904Lと書かれたテープが張られたタイプのもので、グライドロッククラスプバックルになっており質感も申し分なく、当然このモデルにもポン付けが可能。ただ904L製かどうかは謎w

ディティール

ダイヤル

パッと見はよくある普通のGMT達人2のオマージュモデルに見える。Pagani designやPernisあたりと特段変わっているようには見えないが、実は随所で差別化されている。

まず風防についてはサファイアガラスなのは当然として、サイクロプスレンズでわかる通り両面無反射コーティングがなされている。これによりSteeldiveなどと同等の視認性を確保している。Pagani design PD-1662ではなされていない部分なのでこの点はうれしい。


セラミックベゼルも他のオマージュモデルに比べると薄型のもので、ベゼルのステンレス枠よりも奥まっている。他のメーカーのベゼルがコンベックス(凸型)だとすると、こちらはホロー(凹型)っぽくなっており触感が明確に異なる。

写真だとわからない部分だが実際に触ってみると確かな違いを感じるところであり、おそらくオリジナル準拠の仕様なのだろう。

セラミックベゼル

このモデル最大の特徴。R社潜水艦やGMT達人2のオマージュは数多くあるが、このモデルはベゼルの仕様が根本的に異なっており、再現度や忠実さは一頭地を抜いている。

GMT達人2は本来ベゼルは両方向に回転するのだが、普通のオマージュモデルはR社潜水艦のコンパチモデル(要は使いまわし)のため、120ノッチの逆回転防止ベゼルとなっている。そのため時計回りにベゼルを回すことはできない。

このモデルはオリジナルと同じく24ノッチの双方向ベゼルとなっており、時計回りにもベゼルが回る。この仕様を備えるのはSan martin以外の中華ダイバースだと同じく高品質路線のCronos Watchくらいでかなり珍しい。

ブレスレット

このモデルにはジュビリータイプのブレスレットが付いてきた。バックル部分はシングルロックタイプとなる。ロゴはダイヤルと同じ主張が強い6角形のもの。品質はSan martinだけあって定評があり、じゃかん横方向に曲がる以外は悪くない。

このブレスは故あって別のモデルに流用してしまっている。


そんなわけでこの時計のブレスはオイスタータイプのものに替えている。これはPernisやTandorioの時計に付属してくる904Lシールが貼られてあるタイプで、グライドバックル機構もあり、品質は悪くない。904Lか316Lかはよくわからないが、実用上は重宝している。

ケースバック

本家R社と同じく無地のヘアライン仕上げ。San martinのレプリカ志向の強さはこのあたりにも表れている。

ロゴについて ※茶番注意

毎度のアメコミっぽいロゴ。これなんか既視感があって何だろうと常々思っていたが、San martinの時計を5本と買い続けてきてやっとピンときた。もうアレだ。アレしかないよ。



これええ!!トランスフォーマーだ!!(違)



ちょうどベゼルが赤青なのでもはやそうとしか見えない。これ絶対コンボイ司令官カラー意識してるやん。青黒ならウルトラマグナスだろこれ。

それんでもってこのロゴ。これさぁ上下ひっくり返すとデストロンのマークに似てない?似てなくない??下半分ほぼ完全に一致してると思うんだがどうだろう。


開始二秒で死ぬゲーム

トランスフォーマー コンボイの謎は「開始二秒で死ぬゲーム」としてクソゲー界隈で有名だ。しかしなれると結構良ゲーで、20分くらいやりこむと開始10秒くらい生き延びることができるようになる。昔blueは三か月くらい特訓して9面まで行ったことがある。

クソゲーとはいえ簿記二級や宅建くらいの難易度なので頑張ればなんとかなる。

だが9面は初見じゃ絶対無理だ!!攻略サイトやYOUTUBE見ないと「絶対に」無理すぎる。結局ギブアップして攻略サイト見ながら全クリしたのだが。苦労して見たその時のエンディング画面が、、



この文は「読める英語」として有名。TOIEC100点のblueにも読める……!読めるぞ!!

それもそのはず。実は英文ではなくローマ字なので物凄くダサい。ついでいうとカセット本体のコンボイのスペルが間違っている(誤:COMBOY 正:CONBOY)ダメだこりゃ笑。

夜光(Lume)

……なんでコンボイの謎の話してるんだっけ?ああそうだ、ロゴが似てるって話から飛んだのだった。なんかすみません。気を取り直してレビューの続きを。

夜光は他のサンマーティンの例に漏れず非常に明るい。使っている顔料自体のグレードが高く、塗りもきちんと厚塗りしているため輝度も仕上がりも申し分ないレベル。C3(グリーン)が明るいのはわかっていたが、BW9(ブルー)もしっかり明るい。

明るさとしてはSteeldiveとほぼ互角。しかしこちらの方がベゼルの発光面積が大きいので輪をかけて明るく見える。

他のモデルとの比較

San martin SN005G

新旧GMT達人対決。SN015(左)が現行モデルを、SN005G(右)が初代モデルを再現している。

どちらも同じ元ネタ、同じムーブメントを積んでいる兄弟機だが、デザインやコンセプトの方向性がまるで異なるため全く別の魅力がある。どちらもレベルが非常に高く、中華オマージュでは最高級の出来栄えだ。迷ったら両方ゲットしても全く問題が無い。

Pagani design

Pagani design PD-1662(左)と本機(右)のショット。見た目はほとんど同じだが、ベゼル、ムーブメント、ガラスコーティング、夜光の色などほとんど共通部分が見られない。総合的な再現性・クオリティSan martinの圧勝となる。

ただしこのPD-1662はこまめにバージョンアップを繰り返しており、2024.1現在でV4までアップデートされている。セラミックベゼルには夜光が入る、無反射コーティング実装、ムーブメントがNH34にアップデートなど怒濤の品質改善を行っており、目が離せない。

3つ並べて

本機(左)、Pagani design PD-1706(中央)、San martin SN005G(右)のトリオ。

オマージュウォッチとはいえなかなかスゴい光景。三機ともご丁寧にベゼルまで発光するためかなり賑やかな光景になる。本家を持っている人もちょっと見てしまうかも。

Steeldive SD1953

本機(左)、Steeldive SD1953(右)のショット。輝度や塗りのクオリティはほぼ互角だが、本機の方が発光面積が大きいためやや明るく見えるか。

それぞれペプシ・グリーンサブのオマージュとなる。共に人気者であるが並べてみるとなるほど良さがわかる気がする。

入手方法

しばらくAmazonで入手可能だったのだがなんか消えてしまった。待っていればそのうち復活するかもしれない。ヤフオクやメルカリで中古在庫が流れることが稀にある。

確実に入手するならアリエクになる。こちらはジュビリーブレスの新しいバージョン(V2)が手に入る。ちょっとお高めだが入手する価値はある。95%くらいの確率で届くので安心しよう。

まとめ

GMT達人2のオマージュウォッチではおそらくこれが一番忠実度が高いと思われる。このモデルですごいのはベゼルが両方向に回転することで、いつもの120刻みではなく24刻みとなるため、リアルさでは他のモデルを寄せ付けない。

GMT機能も30分単位で設定でき、サファイアガラスは両面無反射、夜光は最高レベルの明るさでセラミックベゼルまで光ると申し分ない。無理矢理ケチを付けるとすればジュビリーブレスレットで多少横方向に曲がりやすい。ただコマはネジ式で加工精度は悪くない。

オリジナルに限りなく近いレプリカと言ったところか。偽物であることに違いはないのだが、この出来までくるとヒンメル理論でこれがもう本物だと言い張ってもいいレベルなのでは。この時計を付けてバリバリ仕事をすれば、いつかあなたのとっての“本物”になるかもしれない。

関連商品:San martinのGMTモデルについて

San martinのGMTモデルは複数あり、R社の初代GMT達人を模したSN005G、T社黒港を模したBB058などがあるが、これは直球のR社GMT達人2のオマージュモデルとなる。どれもそれぞれ見どころがある時計で、目移りしてしまう。blueはこのモデルで2個目となる。

型番 元ネタ 見どころ
SN015 R社 GMT達人2(現行) 両方向回転ベゼル 高輝度夜光(BW9)
SN005G R社 GMT達人(初代) サファイアベゼル 高輝度夜光(C3)
BB058 T社 黒港 高精度なコインエッジ(ただし光らない)

BB058(黒港オマージュ)については、既にパガーニデザインのPD-1706を持っているためスルーしたが、ベゼル形状のピッチが違うのが気になると言えば気になっていた。

このモデルはおそらくオリジナルのピッチを忠実に再現してくるので、コインエッジフェチは入手すればきっと幸せになれるだろう。

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