【まとめ】カメラレンズのフィルター径はどのサイズがおすすめなのか?

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筆者はニコンFマウント、ニコンZマウント、ペンタックスKマウント、富士フイルムXマウントを使っているが、それを踏まえた上でどのフィルター径がいいのかを知っている限りで考察してみる。

フィルター購入は計画的に

これは筆者の教訓なのだが、フィルター購入は計画的に行った方が予算を節約することができる。単純に自分が気に入っているレンズのフィルター径から揃えていってもいいのだが、無計画に買っているとお金がもったいない。

フィルターはその直径が大きくなればなるほど高価となる。49mm、52mm、58mm、62mmは都度買ってもいいが、82mmともなるとフィルターだけで結構いい値段がしてしまうので、使用頻度が低いフィルター径はステップアップリングで飛ばしてしまってもいいだろう。

フィルターは画質のみなら大は小を兼ねる(重要)。見た目とか使い勝手とかなると話は別だけど。

フィルター径まとめ

筆者の持っているレンズ、または興味のあるレンズをリスト形式でまとめてみた。

以下のレンズはニコンFマウント、ニコンZマウント、ペンタックスKマウント、富士フイルムXマウント発売年を横に併記した。サードパーティは一眼レフ用・ミラーレス用の別を書いている。割と評判の高い有名レンズは太字で表記してみた。

※手持ちのレンズはリンクを張りました。リンクを踏むとそのレビュー記事に飛びます。ペンタックスなどは旧バージョンのレビューになっていることがございます(現行:HD版、手持ち:smc版など)

49mm

ペンタックスユーザーは絶対に持っておいた方が良いフィルター径。ペンタックスのリミテッドレンズはこのフィルター径が多く、実に半分以上がこのフィルター径で使い回せる。安いので迷ったら買ってしまっていい。

FA Limitedの43mm F1.8、FA77mm F1.8がこのフィルター径になるDAリミテッドについてはリミズーム(DA 20-40mm F2.8-4)を除いたすべてのレンズがこのフィルター径になる。

サードだとTTArtisanの17mm F1.4、23mm F1.4、35mm F1.4、Pergearの25mm F1.8、35mm F1.4もこのフィルター径。

【ペンタックス】
PENTAX M42 Super Takumar 55mm F1.8(1965年:後期型)
HD PENTAX-FA 43mm F1.8 Limited(1997年:smc版)
HD PENTAX-FA 77mm F1.8 Limited(2002年:smc版)
HD PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR(:smc版)
SMC PENTAX-FA 50mm F1.4 CLASSIC(1991年:smc版)
HD PENTAX-DA 15mm F4 Limited(2009年:smc版)
HD PENTAX-DA 21mm F2.4 Limited(2006年:smc版)
HD PENTAX-DA 35mm F2.8 Limited Macro(2008年:smc版)
HD PENTAX-DA 40mm F2.8 Limited(2004年:smc版)
HD PENTAX-DA 70mm F2.4 Limited(2006年:smc版)

【サードパーティ】
TTArtisan 17mm F1.4(2021年:ミラーレス)
TTArtisan 23mm F1.4(2021年:ミラーレス)
TTArtisan 35mm F1.4(2021年:ミラーレス)
Pergear 25mm F1.8(2022年:ミラーレス)
Pergear 35mm F1.4(2021年:ミラーレス)

リミテッドレンズ補足

ペンタックスのリミテッドレンズで、DA40mm F2.8については、インナーフード(フジツボフード)の内側までネジが切ってあるため、内側から30.5mmのフィルターを取り付けることもできる。ネジ切りが合わない場合は両面テープなどで強引にくっつけてしまってよい。

このフジツボフードはDA70mm F2.4、DFA100mm F2.8 Macroにも流用が一応可能。効果は最適化されないかもしれないが付けてもとりあえずケラレないし、これらのレンズはもともと逆光に強いので割と有用な付け合わせといえる。

またFA77mm F1.8は、組み込み式フードにもネジが切っており、52mmのフィルターを取り付けることも可能。その場合フードが収納できなくなり全長が少し長くなってしまうが、使い回すことができるため便利。

52mm

52mmはニコンユーザーが持っておくと便利。Fマウント用のAF NIKKOR Dタイプ単焦点の各種が大体これになる。24mm F2.8D、28mm F2.8D、35mm F2D、50mm F1.4Dは使える。APS-C専用のDX35mm F1.8もこれ。

Zマウントでも意外とお世話になる。Zfcによく似合うデザインのNIKKOR Z 26mm F2.8、28mm F2.8、40mm F2はこれ。またZfcのキットレンズの24-50mm f/4-6.3もこれになる。

フジフィルムでは神レンズとして評価の高いXF35mmF1.4 Rがこのサイズ。他には中華レンズではViltroxがこれになる。23mm F1.4、33mm F1.4、56mm F1.4はこのサイズとなる。

ニコン(Fマウント)】
AI Nikkor 24mm f2.8S(1977年)
AI Nikkor 28mm f2.8S(1981年)
AI Nikkor 35mm f2S(1981年)
AI Nikkor 50mm f1.4S(1981年)
Nikon Ai AF Nikkor 24mm F2.8D(1993年)
Nikon Ai AF Nikkor 28mm F2.8D(1994年)
Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2D(1995年)
Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.4D(1995年)
AF-S DX NIKKOR 35mm F1.8G(2009年)

【ニコン(Zマウント)】
NIKKOR Z 26mm F2.8(2023年)
NIKKOR Z 28mm F2.8(2021年)
NIKKOR Z 40mm F2(2021年)
NIKKOR Z DX 16-50mm F3.5-6.3 VR(2019年)

【富士フイルム】
XF35mm F1.4 R(2012年)

【中華レンズ】
Viltrox 23mm F1.4(2019年:ミラーレス)
Viltrox 33mm F1.4(2020年:ミラーレス)
Viltrox 56mm F1.4(2020年:ミラーレス)

58mm

各社50mm相当の単焦点がこのフィルター径に当たることが多く、持っていて損はない。

ニコン Fマウントの50mm(AF-S NIKKOR 50mm F1.4G、50mm F1.8G)、35mm(AF-S NIKKOR 35mm f1.8G)がこのマウント径になる。

またペンタックスのFA31mm F1.8もこのマウント径。富士フイルムではXF23mm F1.4、33mm F1.4がこれ。サードだと標準レンズの帝王ことPlanar 50mm F1.4(コシナ製)がこれ。中華レンズだとTTArtisan 50mm F1.2がこれになる。

【ニコン(Fマウント)】
AF-S NIKKOR 50mm F1.4G(2008年)
AF-S NIKKOR 50mm F1.8G(2011年)
AF-S NIKKOR 35mm F1.8G(2009年)

【ペンタックス】
HD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limited(2001年発売:smc版)

【富士フイルム】
XF23mm F1.4 R LM WR(2022年)
XF33mm F1.4 R LM WR(2021年)

【サードパーティ】
ZEISS Planar T* 1,4/50(2006年:一眼レフ)
TTArtisan 50mm F1.2(2021年:ミラーレス)

62mm

ニコンZマウント使いなら持っていて損はない。まず新旧105mmマクロがこのフィルター径になる。そのためFマウントの105mm F2.8GからZマウント105mm F2.8Sに移行した場合でもフィルターは使い回しできる。

【ニコン(Fマウント)】
AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED(2006年)

【ニコン(Zマウント)】
NIKKOR Z 35mm F1.8 S(2018年)
NIKKOR Z 50mm F1.8 S(2018年)
NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S(2021年)

【サードパーティ】
SIGMA 30mm F1.4 DC HSM(2005年:一眼レフ)

67mm

一昔前のレンズは結構該当とすることも多かったが、デカ重レンズとコンパクトレンズの二極化が進んだ現在は割と少なくなったフィルター径かもしれない。シグマ35mm F1.4 HSM Artがこの大きさなので、導入するべきかどうかは少々悩むところ。

他にはラオワのマクロレンズがこの大きさになる。100mm(一眼レフ・ミラーレス用)、56mm・90mm(ミラーレス専用)すべて67mmで使い回しができて便利。

【ニコンFマウント】
AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G(2010年)

【サードパーティ】
SIGMA 35mm F1.4 DG HSM(2012年:一眼レフ)
LAOWA 58mm F2.8 2x Ultra Macro APO(2023年:ミラーレス)
LAOWA 90mm F2.8 2x Ultra Macro APO(2022年:ミラーレス)
LAOWA 100mm F2.8 2X Ultra Macro APO(2019年:一眼レフ・ミラーレス)

72mm

割とレアなフィルター径だがZマウントだとお世話になることがある。タムロン35mm F1.4を使いたい場合はこのフィルター径になる。

【ニコン(Zマウント)】
NIKKOR Z 24mm F1.8 S(2019年)
NIKKOR Z 24-70mm F4 S(2018年)

【ペンタックス】
HD PENTAX-D FA 50mm F1.4 SDM AW(2018年)

【サードパーティ】
SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM(2013年:一眼レフ)
opera 50mm F1.4 FF(2018年:一眼レフ)
TAMRON SP 35mm F1.4 Di USD (Model F045)(2019年:一眼レフ)
Viltrox 85mm F1.8 STM(2018年:ミラーレス)

77mm

一昔前のキングサイズで少し前はこれが最大径にあたるフィルター径だった。この辺になると大三元ズームや大口径単焦点レンズなど、デカ重レンズのラインナップになってくる。

このサイズともなるとフィルターは高価で、しかも現在は82mmが新しく出てきたため、このサイズはステップアップリングで飛ばしてしまうのもいいかなぁと思ったり。

【ニコン(Fマウント)】
AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED(2010年)
AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED(2017年)
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G(2013年)
AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G(2010年)
AF-S NIKKOR 28-300mm f3.5-5.6G ED VR

【ニコン(Zマウント)】
AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED(2007年)

【サードパーティ】
SIGMA 24mm F1.4 DG HSM Art(2018年:一眼レフ)
SIGMA 28mm F1.4 DG HSM Art(2018年:一眼レフ)
SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Art(2014年:一眼レフ)

82mm

事実上のキングサイズ。超望遠レンズを除けば最大径に当たるフィルター径で、最新の大三元標準ズームとか、F1.4の大口径単焦点などの、デカ重レンズは大体がこのサイズになる。

大は小を兼ねる理論で行けばこのサイズを買っていけば間違えはない。ただし価格が超高い。

【ニコン(Fマウント)】
AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8E ED VR(2015年)

【ニコン(Zマウント)】
NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S(2019年)
NIKKOR Z 50mm F1.2 S(2020年)
NIKKOR Z 85mm F1.8 S(2019年)

【サードパーティ】
SIGMA 24-35mm F2 DG HSM Art(2015年:一眼レフ)
SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM(2017年:一眼レフ)
SIGMA 40mm F1.4 DG HSM Art(2018年:一眼レフ)
TAMRON SP 24-70mm F2.8 Di VC USD G2 (A032)(2018年:一眼レフ)

まとめてみた結果

49mm、52mm、58mm、62mmまでは毎サイズごとに買ってしまってもいいかもしれない。まだあまり高くないし、ソフト系ならそんなにしないだろう。

67mm以降のサイズだが、この辺は高いしかさばるので1個飛ばしでもいいような気がする。72mm、82mmはちゃんと普通に買って、67mm、77mmはステップアップリングで飛ばしてしまってもいいんじゃないだろうか。

何のフィルターを買うか

フィルターには用途の応じた種類があり、ソフト系、クロス系、ND、C-PLの四種類がメインとなる。他には写りにはほぼ影響のないレンズ保護フィルターやUVカットフィルター、また逆になついろパンチ!のような特殊用途のフィルターもある。

これも全部買っているとスッカラカンなので、レンズ用途に応じて買う種類のフィルターを分けると効率的かもしれない。たとえば82mm径は画質優先のレンズが多いため、C-PLやNDといった、描写そのものを傾向を大きく変えない真面目系のフィルターを割り当てる。

一方の62mm以下のレンズは、ソフト系やクロス系の味変系のフィルターを割り当ててトイカメラ風味に楽しむといった具合だ。

節約したいなら小さいフィルター

お金を節約したいなら、大口径レンズはいっそフィルターをつけないプレーンのままで運用して、小口径の単焦点レンズを中心にフィルターを揃えていくという方法もある。

C-PLやスターリーナイト(星景撮影用フィルター)はかなり高価だが、82mmとか買わなければまだ共用範囲内になる。一昔前の単焦点レンズとか、APS-C用の大三元ズームならそれほどフィルター径は大きくならないものもあるため、それをフィルターワーク用レンズにしてしまうと節約できる。

レンズ保護フィルターっている?

プロテクターなどレンズ保護フィルターはもっぱらレンズの前玉保護のために用いられる。この保護フィルターは初心者の頃こそちゃんと真面目に着けているが、慣れてくると要らなくなってしまうことが多いと思う。

これは筆者の体験談だが、ある程度やっているとレンズが単純に増えてくるし、またカメラやレンズの扱いもそれなりに慣れてくる。そして中古レンズで買う機会も多いので、だったらまあいいか…と段々適当になり、やがて要らなくなってしまった。


ただしマクロレンズは例外で、奥まった位置にある前玉のクリーニングが面倒臭そうなので一応つけている。また中古レンズで買った際にオマケでついてきた保護フィルターは使い回すことにしている。

またあった方がいいシーンも確かにあって、風が強い日や、砂浜や砂場など砂塵が舞う場所では精神衛生上よろしいかと。ヤマノボラーなど足場が不安定な場所に行く人も左に然り。

おまけ:レンズキャップについて

レンズキャップはニコンFマウント(後期型)のものが有用。Zマウント用のものも基本的には同じ使い勝手となる。ただしFマウント(前期型)は使いにくいので注意。

ニコンユーザー以外にはあまり知られていないのだが、ニコン純正のレンズキャップは非常に使いやすい。キャップのクリップ部分があるので指が引っかかりやすく脱着が非常にやりやすい。

ニコンDタイプレンズ時代はフードがアルミ製だったが、このレンズキャップはフードを付けっぱなしにしてもはめ込むことができて便利だった。ステップアップリング+フィルターを付けた状態でもキャップをはめることができるのでやっぱり便利。

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