スペック
年代 | 2018年 | ムーブメント | 自動巻き NH35A |
型番 | SN030-1A | 精度 | +30秒程度 |
直径 | 39mm | 風防 | サファイアガラス |
厚さ | 12mm | 防水 | 20気圧防水 |
ラグ幅 | 20mm | おすすめ度 | ★★★★(4.0) |
どんな時計?
San Martinのパイロットウォッチ。デザインはいつものフリーガースタイルのもので、ブランドロゴすらないシンプルなもの。少々そっけない感じもするが、だがそれがいい。
この時計はオクの中古で入手したもので、ロゴもないので本当にSan Martinのものなのかどうかは実はよくわからない。だが、夜光をはじめとする品質の高さから、かえってSan Martinのものだと確信することができる。男は黙して語らずって感じでなんだかカッコイイ時計。
入手方法(2023.5)
Amazon、楽天、Yahoo!など各種ネットショップで入手可能。
ディティール
ダイヤル
いつものフリーガースタイルであるが、この時計は夜光塗料がかなりガッツリ盛られており、見た瞬間、コイツは光ってくれそうだ!という雰囲気がひしひしと伝わってくる。San Martinは基本どいつもこいつも光ってくれるのでblue的には大好きだ。
夜光は黄緑色の色味が安っぽくて苦手な人もいるかもしれないが、パイロットウォッチのように夜光が持ち味の時計であれば欠点が欠点にならない。次郎系ラーメンでニンニクマシマシにしても困らないのと同じである。
ブレスレット
ぱっと見問題のないブレスレットであるが、実はこれが曲者だった。オークションだとたまにこういうことは起こる。まあそれも楽しいんだけど。
折りたたき式バックルが歪んでいてきちんとはまらない。写真撮り忘れちゃったけどバックル側面がメタメタになっていてちょっとひどいことになっていた。
なんかやけにシャリシャリ音がなるなと思ったら、弓カンが曲げ式だった。無垢じゃないんだ…。手持ちの時計で曲げ式のものはないのでちょっと新鮮だったけど、これはちょっとな~。
出品者に確認したところ、このブレスは純正のものではなく汎用品を付けたとのことだった。なるほどレザーバンド仕様のものに汎用品ブレスを付けたものだったのだ。オークションは3Rが原則なので、これは確認不足だったblueの過失である。まあこんなこともあるよね。
夜光
お待ちかねの夜光であるが、こちらは期待通り文句なしのレベル。アルキメデ(Archimede)とかラコ(Laco)などのパイロットウォッチと同じくらいの輝度はありそうだ。
よく見ると分のメモリだけでなく外周部分の縁もうっすら夜光が塗られており、そこも光るので非常に見やすく、かつカッコイイ。
せっかくなので、いくつかの時計と夜光比較を行った。
ADDIESDIVE H2 & San Martin SN030-1A
コストパフォーマンスに定評のあるADDIESDIVE H2との比較。こちらの方が発光面積が多く夜光の明るさは上である。が、まともに買うとこちらは2倍以上の価格差があるため悩むところだ。
2024.1追記:現在はSan martinの方が安く、また入手もしやすいようだ。基本はアリエクとなるがAmazonでも取り扱いがある。
PARNIS PILOT & San Martin SN030-1A
大きさはPARNISの方が大きいが、明るさはSan Martinの勝利である。とはいえ、PARNISが特段暗いというわけではなく、むしろSan Martinが明るいといった方が正しい。
Fortis Flieger & San Martin SN030-1A
これはちょっとかわいそうな比較かもしれない。フォルティスがんばれ。超がんばれ
もっと見たい人はここからどうぞ。
まとめ
シンプルで無個性に見えるが、夜光以外でも何気に高性能な時計である。サファイアガラスは両面無反射コーティングが施されており、防水性能も200m防水を確保しているため水濡れを気にせずに使うことができる。
惜しむらくはブレスが汎用品だったことで、これはちょっといただけない。適当なレザーバンドに付け替えるか、と思ったらバリエーションモデルを思いがけず入手してしまいこれを断念。現在合いそうなブレスレットを物色中である。
関連商品
本機にはケースや素材違いのバリエーションモデルがいくつかある。いずれも興味深いので紹介。
これは本機と同仕様でケースがブロンズのモデル。おすすめ!こちらで紹介しています。
全面夜光のモデル。これは正直高いがSAN Martinには別のモデルで全面夜光モデルが出ています。その記事はコチラ。
2023.10追記
手持ちのSan Martinのサイト内リンクを追加。高品質かつ夜光も明るいので枚挙に暇がない。
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