【レビュー】San Martin SN0107

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中華時計

もうひとつのフィールドウォッチ。その名は隊員。

スペック

年代 2022年頃? ムーブメント NH35
型番 SN021G 精度 +30秒程度
直径 39mm 風防 両面ARボックスサファイアガラス
厚さ 12.3mm 防水 10気圧防水
ラグ幅 20mm おすすめ度 ★★★★☆(4.5)
機能   備考  

 

どんなモデル?

T社の隊員オマージュモデル。オリジナルの話になるがこのモデルはR社の冒険者1にあたるモデルで、潜水艦に対する黒港みたいな感じのモデルだ。

このモデルはT社隊員のケースサイズ38mm径のモデルをオマージュしているようだが、ダイヤルはRef.79950(2022年)をモデルアップしているようだ。1mmなので誤差かもしれないが。

ディティール

ダイヤル

前述の通りほぼT社隊員ほぼそのままのモデルになっている。筆者は本家を持っていないので何とも言えないが、このブランドの性格からして精度の高い作り込みがなされているものと思われる。

インデックスはルミノバ仕様となるが、C3のためオレンジに近いカーキ色となっている。このカーキ色のルミノバはトリチウム塗料の代用品としてアンティーク系のモデルに用いられることが多いが、このモデルもフィールドウォッチ感が上がっている。


リューズはいつものデストロンマーク。ガラスは両面ARボックスサファイアで視認性はきわめて良好。

ブレスレット

ブレスレットはいつものSan martinのもの。ここも通常通りデストロンロゴのシングルバックになっている。

ふと思ったのだが、San martinのブレスはなぜシングルバックなのだろう。このブランドはレプリカ性の高さに定評があるので、R社風のフォールディングバックルにしてもよさそうなものだが……。

着用感や品質の高さは確かなので不満はないものの、素朴な疑問がある。

ケースバック

ここも通常通りとなる。San martinは無地のケースバックなのであまり語るところが少ない……。

夜光(Lume)

ルミノバがC3なので発光色はイエローとなる。人間の肉眼だとほぼグリーンになるが、カメラで撮ると確かにイエローっぽく見える。

このルミノバはカーキ色で地味だが光ると輝度・残光性共に高く、ギャップがなかなか素敵。ただしイエローのルミノバはほぼダークオレンジになってしまうため、通常のグリーンのルミノバを少し混ぜているのかもしれない。

他のモデルとの比較

Pagani designとの比較

同じT社隊員のオマージュ同士のショット。サイズが異なるので純粋な比較にはなっていないが、品質面ではさすがにSan martinの方に軍配が上がるか。ケースやダイヤルが艶有り・艶消しで異なるのは元ネタの解釈の問題だろう。

違いはやはりブレスの作りとルミノバの塗りで、パガーニは一歩及ばない。ただし20気圧防水を実現している…、ガラスは両面無反射コートのなされたボックスサファイアガラスである点など、結構頑張ってはいる。

あとはケース厚かなぁ。パガーニはビックマック状態になっているのがちょっと残念で、ここは5気圧防水にしてスッキリ薄くしても良かったかもしれない。

San Martinとの比較

SN021Gとの比較。こちらは冒険者1のオマージュモデルとなる。

同社とも作り込みが精度が高く品質面ではもはや言うことがない。似たようなモデルではあるが、ケースサイズ、インデックスやルミノバのカラーが異なっており、それぞれ違った良さがある。

入手方法

Amazonはじめネットショップで入手可能。確実に入手したいならアリエクで。ロゴ無しバージョンもあり。

まとめ

この時計も卒なく仕上がっており普段使いの時計として申し分ない。少々マイナーなT社ということもあり、言われないと気付きにくいのでその意味ではさらに使いやすいだろう。

これの色違いでBW9版があったらちょっと欲しいかも。いっそのこともうホンモノ買っちゃえよという気もしないでもないが。

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