スペック
年代 | 2014年頃 | ムーブメント | 手巻き |
型番 | BB0050 | 精度 | +30秒程度 |
直径 | 38mm | 風防 | サファイアガラス |
厚さ | 12mm | 防水 | 5気圧防水 |
ラグ幅 | 20mm | おすすめ度 | ★★★☆(3.5) |
機能 | トゥールビヨン | 備考 | ビーバレル後期の作品 |
ディティール
38mmと小ぶりケースサイズはドレスシャツにも合わせやすいだけでなく、キャリッジ部が相対的に大きく見えるため見栄えがする。
キャリッジもBB0043に使われていたものを小型化したような形をしているためかっこよく、まさに集大成といった仕上がりとなっている。
トゥールビヨン
トゥールビヨンのキャリッジはチラネジが特徴的。このネジは位置を調整することでテンプの重心を調整するものらしいが、実質的には意匠的なものが大きいブルースチールのネジと軸受けのルビーが花を添え、なかなかかっこいい形である。
トゥールビヨンって語感が必殺技っぽくてかっこいい。ジョジョっぽくて好きです。この記事は外で書いているのだけど、外でテザリングのネットワーク名を「きさま!見ているなッ!」にしている人がいると思わずドキッ!としてしまう。
シースルーバック
写真の撮り方がヘタクソなせいで梨地に見えるが実際はコートドジュネーブである。トゥールビヨンなので背面側にテンプが存在しない。Classic Tourbillonの刻印はゴールドの墨入れがなされいいアクセントになっている。
まとめ
ビーバレルのトゥールビヨンは4種類あり、これはその末弟にあたる。この時計はビーバレル後期の作品であるBB0047のバリエーションという位置付けで、BB0047のトゥールビヨン版となる。最後発ということもありバランスよくまとまっている。
ただし気になる点もあり、まずはフラットサファイアガラスであること。小ぶりで曲面の多いケースだし高額商品なのでここはカーブサファイアにしてほしかった。
また12時のインデックスが赤になっている点。ビーバレルの赤は経年で消えてしまうので黒のが欲しかった。まあヤフオク格安出品だったのでこの点は致し方ない。
BB0047との比較。お互い兄弟機であるがBB0050の方がケースがやや厚く、重量感がある。
BB555との比較。キャリッジはBB0050の方がかっこいい。文字盤の作りはBB555の方が好みであり、なかなか甲乙付け難い。
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