スペック
年代 | 2008年頃? | ムーブメント | 自動巻き |
型番 | 精度 | +30秒程度 | |
直径 | 40mm | 風防 | サファイアガラス |
厚さ | 12mm | 防水 | 20気圧防水⇒5気圧防水? |
ラグ幅 | 20mm | おすすめ度 | ★★★☆(3.5) |
機能 | デイト | 備考 | リューズ交換済 |
どんな時計?
フォルティスのパイロットウォッチ、フリーガーのバリエーションモデル。ブラックPVDのケースにドイツ空軍ストラップを誂え、ハードな雰囲気に仕上がっている。防水性能も高く、ねじ込み式リューズを採用することで20気圧防水を確保。
・・・だったのだが、ブレスを変えたりリューズを交換したりした結果、当初仕様から色々変わってしまっている。特にリューズは一回抜けてしまって修理依頼出したときに在庫がなく、普通のリューズにされているので、実質5気圧防水程度にデチューンされてしまっている。
ただしこの時計使って潜ったりはしないので実用上はほとんど問題はない。日常用途であればむしろこちらの方が便利で壊れにくい。
ディティール
ダイヤル
この時計の最大の特徴は24時間表記になっていることである。短針も通常の時計の半分しか進まず、1日に一周しかしない。なので上記の時計の時間は10:10ではなく、20:10を指している。サンジャポではなく大河ドラマやってる時間である。
仕組みや機能としてはグリシンのエアマンと同じだが、デザイン的には被っていないためその印象はかなり異なる。こちらの方が現代的かつスタイリッシュに仕上がっている。
気になる点と言えば、無反射コーティングはつけてほしかったところ。結構高い時計だし、パイロットウォッチは視認性命なんだからそこはつけてほしかった。他のフォルティス フリーガーは付いてるじゃんか。
ケースバックはソリッドバックになっている。この見た目で20気圧防水を確保しているのはこれのおかげだろうか。限定品であるらしくシリアルナンバーが付いている。ドイツ空軍ストラップだと当てが付いているため、普段は見えない。999本製造した中で209本目ということかな。
こういう書かれ方をされるとなんだかゲームのヒットポイントに見えてしまう。あいにくゲーム脳なもので、最大HP999で現在HP209ってすぐ回復しなくとやばくね?なんて思ったり。ロマサガだと雑魚でも普通に氏ぬレベルなんでざわざわする。
ブレスレット
この時計はもともとレザーバンド仕様であり、当てが付いているドイツ空軍タイプのものが付属していたが、別でPVDブラックの純正バンドを見つけたため、別途購入して付け替えている。利便性は向上したが、sinn 856のジェネリック版みたいな、ちょっと普通な感じになってしまった感もある。
ただこのブレスも見どころがあり、ダイバースウォッチのようなエクステンド機能が付いている。PVDブラックのブレスはワークブーツなんかと同じで、多少使って小傷が入ってもかえって様になるため、あまり気にならないのがいい。
ドイツ空軍ストラップはかなりかっこいい。今度付け替えて写真アップしようかな。
夜光
パッと見イケてるようだがこれはカメラの撮り方のせいであり、他のフォルティス フリーガーシリーズや最近の中華時計に比べると光量、持続性共に劣る。定価が結構高い時計なのでこの点は不満。文字盤の数字が全部光ってくれるのはいい。
まとめ
この子は仕事で残業が多い時や、図書館で一日勉強したいとき等に付けてます。1日で1週しかしないので、今日は残り何時間なのかを直感的を把握しやすく、一日フルで頑張るぞ!っていう覚悟が決まります。ブラックPVDなのでベルトや靴と色を合わせる必要がなく、何も考えずすぐ付けられるのもいいです。
余談ですが、この時計は移転する前の東急ハンズ横浜店で買いました。前から気になっていたけど定価だと高価でとても手が出ず、ショーケース越しに指を加えて見ていたところ、5年近くたったある日に半額以下の見切り価格にされていたので購入に至りました。今はもうないんだよね…。
かと思えば、リューズ取れちゃうしで結構手のかかる子でした。でも結構使ったしリューズ交換もタダだったし元は取れたんじゃないかな。
他のフリーガータイプの時計に比べるとやっぱり暗い。これフォルティスの1/20の価格なんだぜ。
この子は明日紹介します。
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