スペック
年代 | 2004年頃 | 作動方法 | ガスブローバック |
メーカー | WA(ウエスタンアームズ) | バージョン | パーフェクトバージョン |
全長 | 約172mm | ホップアップ | 可変 |
身長 | 約77mm | 装弾数 | 20+1発 |
重量 | おすすめ度 | ★★★★☆(4.5) | |
材質 | ABS樹脂(クロムメッキ) | 備考 | ベレッタ社純正グリップ |
どんなモデル?
.380ACP弾を使用するベレッタ社の中型拳銃であり、M92FSの弟分的存在。007シリーズ「ダイ・アナザー・デイ」でハルベリーが使っていた銃である。
WAはガスブローバックとしてモデルアップしており、このDXエディションはベレッタ純正の木製グリップが誂えられており、アルミ製サプレッサーがついた豪華モデルである。
・・・であるのだが、サプレッサーがどっか行ってしまってみつからない(汗) 探そうとしたはずが久々に手に取ってなんだか楽しくなってしまったため、レビューしてみることにする。
ディティール
全体像
M92FSをそのまま小型化したようなデザインであり、デザイン的な意匠はM92FSによく似ている。小型化した分レバーやボタン、トリガーなどの操作系メカが銃中央に集約されており、M92FSより美しいという人も少なくない。
M92FSとは異なる部分もあり、セフティレバーがフレーム側にある点、ディスアッセンブリレバーが銃の裏側(右側面)に配置されている点はM92FSと異なる。
スライド
スライド表側(左側面)はITALY刻印である。スライドおよびフレーム裏側にはパテント契約関連の刻印がギッシリ打ってあり、人によってはうるさいと感じる人もいるかもしれない。blueは英語があまり得意でなく、意味があまり頭に入ってこないためそれ程気にならない。
グリップ
ベレッタ社の純正グリップが標準でついてくる。素材や意匠はM92FS用のものとだいたい同じ。
このグリップはまともに買うと結構高いので箱出しでついてくるとなかなか嬉しい。シルバーの本体とも色合いバッチリである。
この銃で好きなところ
M84は個人的に好きな銃というところもあり、見どころが多い(重要)
セフティレバー
セフティレバーのレッドポイント。WAはエナメル塗料を塗っているため艶があり、少々小さめでつぶらなところが好き。
トリガー周り
ディスアッセンブリレバーは銃の裏側(右側面)に配置されている。レバーの形はM92FSよりもワルサーP38に近く、またP38と同じくトリガーの真上になるタイプ。
リコイルスプリングガイドがフルサイズでないのも同じで、通常分解の際は飛んでいかないように注意。
エジェクションポート
M92FSと異なり、スライド裏面(右側面)のみ切り欠きがある。切り欠き部分には.380ACP弾仕様である旨を示した刻印が打たれており、メカニカルな印象を与える。M84FSには前述のディスアッセンブリレバーも含め、裏面に見どころが多い。
背面
ベレッタといえばこのアングルである。M92FSに比べると全長が短くなった分、少し寸詰まりでずんぐりな印象があり、なかなかかわいい。
まとめ
blueはこの手の小型拳銃が好きで、M84FSはワルサーPPK/sと並んで好きな銃である。M92FSのもつ機能美をそのまま凝縮したようなデザインは本当に完成度が高く、こうしてシルバーモデル&木製グリップの彩りを加えるとその造形の秀逸さが一層際立つ。
お座敷派のためトイガンは眺めて楽しむことが多いが、実際に撃っても楽しめる一丁である。ブローバックのスピードが速く連射に向いている一方で、小型拳銃特有のシャープで鋭いリコイルが持ち味で、手首にビシビシくる。続けて3マガジン程打つと結構な満足感がある。
久々に遊んだ満足したところで探していたサプレッサーが出てきたという。というわけで続きの記事はコチラ。
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