【レビュー】AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

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カメラ

Fマウント時代の中望遠マクロレンズ。今回は遠景をを試してみた。

スペック

焦点距離 105mm レンズ構成 12群14枚
最小絞り F2.8 絞り羽根枚数 9枚(円形絞り)
最大絞り F32 寸法 約83mm×116mm
最短撮影距離 31.4cm 重量 約750g
フォーマット フルサイズ フィルター径 62mm

どんなレンズ?

ニコン純正のFマウントレンズであり、焦点距離105mmという中望遠撮影に向いたマクロレンズ。VR(手振れ補正)やナノクリスタルコートによる逆光の強さもあって、多くのニコンユーザーに親しまれているレンズで、ニコンFマウントの中望遠マクロはこれとタムロン90mmが鉄板となる。

このブログでは特に使用率が高いレンズで、トイガンやミニカー、腕時計などの物撮りはタムロンの旧式90mm TAMRON SP AF90mm F/2.8(272E)か、このレンズで撮っている。

その意味では黒子に徹しているレンズになるのだが、手持ちの中で一番焦点距離の長い単焦点レンズでもあり、ナノクリスタルコートで逆光に強い特性もあるため、遠景を撮ってみたくなった次第。

ニコンZ7に装着

マウントアダプタのFTZに噛ませてニコンZ7に装着したところ。FTZの長さ分伸びたこともあり、Z7ではややボディ側が負けてしまう。そのためSmallRigのエクステンショングリップを付けている。

このエクステグリップはなかなかスグレモノで、本レンズのような鏡胴の太いレンズや、F2.8通しのズームレンズのようなフィルター径77mmを超えるような大型レンズを、これを付けておくと指をひっかけやすく取り回しやすくなる。

ちなみにニコンD800に装着

なおD800に装着するとこんな感じ。ほぼベストバランスとなる。このレンズはかなりふとましいのでボディも大型のカメラの方が座りが良く、この組み合わせはなかなかカッコいいので気に入っている。


なお自宅でトイガンやミニカーなどの撮影時には純正スピードライトのSB-700を付けて撮っており、これも装着するとなかなか様になる。このSB-700(というかニコン純正品)はTTL調光精度が非常に高く、一度純正品に慣れるとサードパーティが使えなくなってしまう。


入手方法

現在は廃盤品となっているため中古入手のみ。とはいえ玉数は多いので中古屋やヤフオク、メルカリなどいずれの方法でも入手は容易。

このレンズで撮った写真

遠景撮影のテストということで持ち出してみたものの、105mmはスナップでは少々使いづらいので三脚撮影でテストをしてみることに。目的地までの道中はAF-S Nikkor 50mm F1.8Gで撮っている。

稲荷坂

地下鉄吉野町駅を出て八幡橋方面にしばらく歩いていき、首都高速を超えてから右に曲がって掘割川を渡ると中村橋交差点にたどり着く。ここが坂道の入り口となる。なお隣の阪東橋駅からでも歩ける。


これが稲荷坂。見ての通り斜かなり本格的な坂で登るのを覚悟するレベル。横浜ではよくあること

道幅の広い威風堂々とした坂道で全長はおよそ350mにも及ぶ。斜度自体は激坂というほどではないが、上り坂が斜度を保ったままひたすら続くので途中休憩地点がないのがつらい。これは正面から心を折りに来るタイプの坂道だ。

8月にカメラや三脚を担ぎながら登るのはなかなか大変。写真趣味で一番重要なのは体力。それ一番言われてるから。


登っている最中。一枚目に写っている四角いマンションに注目すると、この坂道の斜度と長さがわかる。自転車やってた頃はこの坂をギリ登れたもののかなりきつかった。今は無理だしママチャリじゃもっと無理笑


この坂道を登り切ったところは以前根岸米軍住宅があったエリアとなる。現在は返還の合意がなされて住民は退去されているが、見通しの良い切通の坂道はその名残を感じさせる。


これはAF-S NIKKOR 50mm f/1.8Gで撮った写真。この坂から臨む眺望は磯子~保土ヶ谷方面となる。右側は自動車教習所で昔からある由緒正しい学校。

山谷

坂を上りきったところにあるバス停。マジックアワーで空がいい感じなので一枚撮ったらどこか旅情を感じさせる雰囲気に。

さっきの稲荷坂はバスで飛ばすこともできる。この神奈中11系統バスはJR桜木町駅から元町、山手西洋館を経由してJR保土ヶ谷駅東口を結ぶ路線で、写真的においしいコースな上に本数も一時間に2~3本と多めなので何かとお世話になることが多い。

上り方面からはJR根岸線の桜木町駅、みなとみらい線の元町・中華街駅近くから乗ることができる。下り方面からはJR横須賀線なら保土ヶ谷駅、京急線なら井土ヶ谷駅、横浜市営地下鉄線なら蒔田駅の近くを通るので、アクセスしやすいのもいい。


バス停周辺からは桜木町方面を臨むことができる。非常に長めのいい場所で定期的に撮りに来るポイントのひとつ。初めて撮った17年前はこんな感じだった。あんまり変わってないかな?



目の前の高速道路は首都高速狩場線で本牧JCTから分岐して中村川の高架を通っている。二枚目の写真は首都高速の花の気IC方面となる。ここから清水が丘を抜けて永田IC、狩場JCTに抜けていく。

このレンズで撮っていて気付いたこと

このレンズは超音波モーター、手振れ補正機構を搭載しているため、鏡胴が太くなってしまっており、マニュアルフォーカスが若干やりづらい。ここはタムロン90mmの方が使いやすいところ。

一方でこちらはオートフォーカスがそこそこ速く、手振れ補正機構やナノクリスタルコートがあるため遠景やポートレートに向いている。明るい場所やボケを求めない場所ならば、本業のマクロレンズついでに中望遠レンズも兼ねることができる。

まとめ

本来は純然たるマクロレンズなのだが、持っているFマウントの単焦点レンズで一番焦点距離が長いこともあり、望遠レンズとしても兼用しているレンズとなる。

遠景で用いてもマクロレンズらしい解像度の高さは健在で、ナノクリスタルコートによる逆光耐性と抜けの良さもあるため、普通に望遠レンズとして使うこともできる。APS-Cカメラで使うと焦点距離が換算157.5mmとなるため、クロップしたりZfcで使うとまた違う画角となる。


ただしレンズ本体がそれなりに重く、鏡胴も太くてピントリングもマクロレンズとしては若干やりにくいため、風景撮影での起用率はタムロンの旧式90mm F2.8(272E)の方が高かったりする。

このままもう少し遠景撮影をテストしてみた。その様子は次回で。

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