【レビュー】Nikon Zfc ④

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▶カメラ

ZFCにアクセサリを付けてがちゃがちゃ遊んでみた。

豊富な外付けアクセサリ

Zfcは人気機種ゆえ、純正社外品問わず数多くのアクセサリが出回っている。今回オクでイヤッホウ!したのもアクセサリが付いていたからだ(というかこのオクで初めて知った)。

モデルガンのカスタムにも少し感覚が似ていて、なかなか面白かったのでちょっと取り上げてみたい。

グリップ握りにくい問題

フジX-TシリーズとニコンZfcの違いにグリップがある。X-Tシリーズはある程度グリップが盛ってあるのでそこそこ握りやすいのに対して、ZfcはFM2よろしく完全にフラットなので、握ったときの引っ掛かりが少なく、ホールドしにくい。

しかしこれにはモデルガンと似たような解決法があり、別売りのエクステンショングリップ(ハンドグリップ)を付けるとかなり握りやすくなるらしい。グリップは純正から出ているが、社外品も出ていて、素材もラバーやウッド、本革製などバリエーションに富んでいる。

SmallRig Nikon Zfcミラーレスカメラ用L字型グリップ

これはZfcに対応するエクステンショングリップのひとつ。純正品と同じアルミ製だが、純正品がブラックアルマイトなのに対して、こちらはボトム部分がシルバーなところが特徴(ここ重要)。そして純正より安い(これも大事)。

純正より安価だが、作りはなかなかしっかりしている。ラバーグリップの部分は、モデルガンのホーググリップと同じで芯材が入っており剛性感がある。取り付けにはボトム部分のビスをZfc本体の三脚穴にねじ込んで固定する。

取り付けたところ。ボトムのコインビス1点留めだが保持力は良好で、ブレやグラつきはない。このグリップが付くと右手の中指、薬指、小指の引っ掛かりができるので握り心地はかなり改善する。本体も上げ底されてちょっと立派に見える。フィルムカメラのF2みたい。

なお底部のバッテリー部分は繰り抜かれて空洞になっているため、装着したまま交換ができるため基本付けっぱなしでよい。他にも機能上におけるいくつかのメリットが存在する。

FTZが干渉しない

このグリップを取り付けると底部の高さが増すので、Fマウント互換マウントアダプタFTZを噛ませる場合でも底がデコボコにならないため、デザイン的・機能的に使いやすい。

すでにFTZを持っていて新たにZfcを入手した人の場合は、このグリップを買った方が安いかも。Zfcで望遠レンズや大口径レンズなどの重量級レンズを使いたい人は強度的にもこちらの方がいいだろう。


このグリップをつけないでFTZを噛ませると本体底部がでこぼこしてしまって激しくダサい上にまともに平置きできないため、とても使う気にならなくなる。素直に後発品のFTZ2を買った方がいいだろう。三脚座がないので見た目すっきりするし、構えた時の左手の違和感も少ない。

アルカスイス互換

SmallRigのグリップは純正品のグリップに比べて改良されている部分もあって、ひとつはボトム部分がアルカスイス互換になっていること。同社の三脚座をワンタッチで取り付けできる。また純正と違ってビスが割コイン型になっているので六角レンチを使わず手締めできるのもポイント。

一方で前述のFTZを噛ませると三脚座に干渉するため、互換機能が使えなくなるというデメリットがあるようだ。しかしblueはアルカスイスなどという洒落たものは持っておらず、昔ながらのベルボン三脚しかないのであまり関係はない。

シルバーカラーのバンパー

一番重要なのは、アルミ製ゆえ地の色がシルバーなので、強くこすっても塗装が剥離する心配がないこと。グリップついでにバンパーの役割も兼ねており、コンクリや砂利など荒れた部分でも直置きできるのでラフに扱えるため、精神衛生上非常によろしい。

サムグリップ JJC TA-Zfc

こちらはモデルガンでいうサムレストに相当するもので、サムグリップの名前の通り親指の握り心地を改善するパーツとなる。ファインダー上部のホットシューに挿し込んで使用する。


取り付けたところ。フィルム機の巻き上げレバーに少し似てる。こんなんで本当に効果があるのかと半信半疑だったが、アルミ製のため簡素な取り付け方法の割に剛性感がある。確実に効果のあるアクセサリで、これがあるのとないのとではフィーリングが違ってくる。

ただし代償もあり、シャッタースピードの設定を1/3STEPモードにしたときに、メインコマンドダイヤル側での操作がしづらくなってしまう欠点がある。このカメラはやはりシャッタースピードダイヤルを使うか、一段絞れということなのだろう。

HAOGE サムアップレスト

これは別のメーカーのサムグリップ。カラーバリエーションでシルバーの他にブラックとレッドあり。

さっきのJJCのものよりも若干小ぶりなので衣服やカメラストラップなどに引っ掛かりにくく、色もシルバーなので目立ちにくい。blueはコチラの方を普段付けていることが多い。

全部乗せ

①エクステンショングリップ ②サムグリップ ③マウントアダプタFTZ 全部乗せた図

レンズはFマウント AF-S NIKKOR 50mm f1.8G SP を装着。この後付け増築ガチャガチャゴテゴテな感じはなかなかリアルで、初代F~F3あたりっぽくて好き。このボディなら三脚座のないFTZ2の方が似合うかも。

グリップ感

グリップとボトムの厚さが増したため一回り大きくなったが、クラシカルなデザインは保たれている。サムグリップも併用すると、シャッターを押す人差し指を除いた残り4本の指の置き場所ができるためホールド感が大きく向上し、握り心地が改善する。

ボトムの厚さが増えた分全高が増してフジのX-T4に似た雰囲気になるかも。このデザインだと実際握りやすいが、大型単焦点やズームレンズを付けても違和感が軽減されるので見た目的にもいいかもしれない。本体重量が70g程増したことで重心的にもバランスを取りやすい。

レンズ

なおこのレンズは見た目に反してAFが可能。もともとは前作の復刻デザインカメラのNikon DFに合わせた外観に変更されたもので、性能は通常品50mm f1.8Gと同じ。Zfcに装着するとぱっと見85mmレンズっぽくも見えるが、APS-C換算で75mmとなるためポートレートに持ってこい。

一応欠点?があるとすれば、絞りリング非搭載のためレンズ側で絞り調整ができないことくらい。機能上は問題ないものの、見た目的には絞り調整したくなる。

オートフォーカスなどフヨウラ!

なおFTZでAFの恩恵を受けられるFマウントレンズは、上記レンズのように超音波モーターを搭載したレンズのみとなる(AF Nikkor Gタイプなど)。MFのAi(Ai-s)ニッコールは当然として、AFニッコールでもモーター非搭載のDタイプはAFできないのでMFレンズとして使うしかない。

電子接点もボディ側手振れ補正のないZfcではあまり意味のない機能になっているので、超音波モーターを搭載しないレンズであれば、電磁絞りや接点のない普通のマウントアダプタでもいいような気がする。商店工房のこれはデザインがAi-s Nikkorを模したレトロ調で、しかも黒銀の二色ある。

ただ銀はほぼAI Nikkor 45mm F2.8P 専用っぽい気がしないでもない。使い所さんが限られすぎる。

MFレンズをやってみたい人

今まで紹介したTTArtisan 50mm F2や、Pergear 35mm F1.4もいいが、APS-C専用でもいいならおあつらえ向きのものが存在する。

17mm f1.4 + 35mm f1.4 + 50mm f1.2 の3本セットでついてくるという前代未聞の逸品。しかもシルバーモデルあり。たった4万円で単焦点レンズが3本遊べちまうんだ!

ヒトバシラーとして購入してみた結果はコチラ。



おまけ

Z7とZfcのショット。ぱっと見「右のカメラが進化して左のカメラになった」みたいに見えるが実際は逆という。グリップ付けると貫禄は互角かそれ以上に見える。そしてやっぱりF2やF3感がある。

Z6iiベース、フルサイズセンサー搭載のZf3とか出たらどうしよう。ちょっと心が動いてしまうかもしれない。

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