わかった、友よ、金を払ってくれ(名言)
アッー!!間違った商品を買ってしまった!!
アリエクに限らず通販でこれは結構やるパターン。ヤフオクだと「悪い評価」不可避でどうしようもないヤツだ。というか届いて開封してから初めて気が付いて「これちげーじゃん!!」となることは割とあるある。
アリエクは中国のサイトではあるが相手はプロなので、こういうときはセラーに連絡を取ると意外と何とかなることもある。気付いたら可及的速やかに連絡を取ろう。
注文変更・キャンセルが可能な時期
注文の変更やキャンセルができるのは発送待ち(Awaiting Shipment)の間まで。発送済み(Shipped)になると倉庫から出荷された後になるためキャンセルはできなくなってしまう。
そのため品違いに気付いたら即連絡やキャンセル処理が鉄則となる。この注文ではたまたまクレジットカードの決済エラーで支払い待ちになっていたので当然OKとなる。
仕様違いの場合
今回は注文変更は仕様違いとなる。今回の例(腕時計)では36mm版は間違えた注文なので39mm版を送ってほしいという申し入れになる。そのため注文IDはそのままで仕様変更による金額変動もない。
正直、キャンセル申請を出すまでもないと思ったため、今回はメッセージセンターでセラーに事情を説明して対応してもらえるか聞いてみることにした。まだ料金支払い自体が済んでいないしこれでなんとかなるだろう。
ちなみに購入者がキャンセル申請を行う場合、それは一方的な意思表示ではなくセラーの応諾が必要となる。知ってか知らずか、あるいはタイミング的に間に合わなかったかで発送されてしまう場合もある。あくまでもこちらの過失になるのでそこは仕方ない。
セラーとの取引は、他のネットショッピングやヤフオクメルカリと同様、当事者同士の話し合いで解決することになるが、それがダメだったときの紛争解決手段としてはオープン紛争(Open Dispute)とい運営に裁定を求める手続きがある。
これは幸い筆者はやったことがない。やったらスゲー面倒臭そうなんでやらないことを祈る。
メッセージセンター
セラーへの連絡 ※翻訳サイト使用
というわけでいつもメッセージセンターへ。この辺のノリはヤフオクやメルカリに本当近い。翻訳サイトはいつものようにDeepl 翻訳を使用。
Hello. I purchased an item, but I chose the wrong item.
The item I chose by mistake: 36mm solid back
The item I really want: 39mm solid back
Please send me this one 39mm solid back. Thank you very much for your time.
こんにちは。商品を購入したのですが、間違った商品を選んでしまいました。
間違えて選んだ商品:36mmソリッドバック
本当に欲しい商品:39mmソリッドバック
よろしければこちらの39mmソリッドバックを送ってください。お手数おかけいたします。
とりあえずこんな感じの文章が生成されたのでこれをコメント。先日の間違った商品が届いた例と違って、こちらはこれから送ってもらう商品仕様の訂正なんでこんな感じでいいだろう。セラーの返信を正座して待つ。
セラーからの返信
このメッセージを送ってから自動返信が送られてきた。営業時間が8:00-18:00(北京時間)らしいので返ってくるのは明日だろう。結構営業時間が長いな。
……と思ったら即レスで帰ってきおった。はえーよ
Ok, my friend, please pay, and I’ll send you a watch with a 39mm solid back cover.
わかった、友よ、金を払ってくれ、そうすれば39mmの裏蓋付きの時計を送るよ。
DeepL翻訳もすげーフランクになってて草w
このメッセージを送ったのは深夜0時、北京時間なら23時だ。当直ではなく残業でやってたとしたらブラックすぎる。おまけにまだ代金も支払っていないわけで、そりゃ「金払ってくれ」と毒づきたくもなるだろう。DeepLは空気を読める子なのでここまでやってくれるのだ。
セラーへの返信
Thank you for your prompt response.Now, I will pay you the money as it is, thank you.
*Since I could not use my credit card, I will pay by another method. Please wait a moment.
迅速な対応に感謝します。ではそのままお金を支払いますので、よろしくお願いします。
※クレジットカードが使えなかったので、別の方法で支払います。少々お待ちください。
とりあえず対応してくれるらしいので、上記のレスを行い入金を完了させることにした。クレカがダメだったのでコンビニ払いで決済している。
入金確認メール(自動返信)
入金を完了させるといつものように自動返信メールが送られてくる。こうなると発送準備にうつるわけだが、メールの一番下に「メモを送る」というボタンがある。これを押すと……
こんな感じで一言添えることができる。40文字以内と字数が少ないため、とりあえずダメ押しに先ほどのメール内容のメモを添えておいた。
まとめ
他の関連記事でも述べている通り、アリエクは何かあった時は自分からアクションを起こす必要があり、一定のリテラシー能力が必要となる。
そして中国のECサイトであるため英語でやり取りする必要があるものの、翻訳サイトの精度が高くなっており、セラーとの距離間が割合近いため意外と敷居は低い。ヤフオクやメルカリに慣れている人なら同じ感覚でやりとりできるだろう。
ここまでやっておいて間違えた注文品が送られてきたら笑ってしまうが、それはそれで記事のネタになるしまぁいいかと考えている自分がいる。36mmと39mmのどちらが送られてくるのやら。
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