【レビュー】TAMRON SP AF 17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical ③温海温泉

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ニコン

ペンタックスK-3IIIで星景撮影に初挑戦。果たしてのその結果は…!

前回記事はコチラ


星撮りご用達のペンタックス

ペンタックスは天体撮影に強いと言われている。いくつかその理由はあるが、一番の理由はアストロトレーサー機能による追尾撮影ができることだろう。これがあれば赤道儀がなくてもガチの天体撮影ができるのだ。

星景撮影はそこまで厳密な撮り方ではないが、星を追尾できる≒疑似的に星の動きを止められる ということなので、やはり有利なことには変わりない。そんなわけでペンタックス機は星撮りに人気があり、天体撮影専用の改造機が出回っているほどだ。


blueが所持しているK-3IIIには、アストロトレーサーType3という機能が実装されていて、これがあれば外付のGPSがなくても追尾撮影ができるらしい。

鶴岡市は光害が比較的少なく星を見やすい場所なので、せっかくなので試してみることにした。

撮影機材

ペンタックスK-3IIIにTAMRON 17-50mm F2.8(A16)を装着。日中と夕方に市内をスナップ撮影した際に用いたレンズだ。

始めに言っておくと、わざわざこのレンズで星を撮る理由はまったくない。焦点距離にしろ、F値にしろ、周辺画質にしろ、このレンズよりもいいレンズはたくさんある。


ではなんでこのレンズなのかというと、単純にblueの手持ちのKマウント用レンズの中でこれが一番広角寄りだったからである。所持レンズの殆どがリミテッドレンズのため、まともな広角用レンズを所持していなかったのだ。これは割とペンタックスあるあるだと思う(笑)

用途に対して最適解のレンズではなく、在り物で撮った形になるのだが、それでもある程度の絵が撮れてしまうのはさすがタムロン。さすがA16といったところ。


このレンズで撮った写真

結論から言うとある程度の写真は撮ることができた。経験ゼロの初挑戦としては記事に載せられる写真を撮れただけでも御の字だ。

しかしかなり悪戦苦闘したところもあり反省点もたくさんある。また装備も万全ではない。初めての星景撮影で得た教訓はたくさんあるので、それは別記事にて掲載したい。

小真木原町

手始めに撮影した写真になる。初めは3番目(中段左)のポイントから撮っていたが、ナトリウムランプがうるさかったので別のポイントに移動した。これは正解だった。

これは25~30秒くらいの露光時間で撮っているが、アストロトレーサーのおかげで星の動きは止まっている。ピント合わせに滅茶苦茶苦労したが一応撮り方としては合っているのかな。


実は星景撮影用のフィルターを持参していて、今回はケンコー・トキナーのプロソフトンA(ソフト効果)と、マルミのスタースペース(光害カット)を持ってきた。右側はそれを装着した写真となる。

空の青みが増し、星の点光源がにじんで大きくなり、ナトリウムランプのオレンジ被りが減るためよりドラマチックな写りになるのだが、アストロトレーサーtype3との相性が悪く、画像処理に失敗して撮影が無効になることが多かったため、今回の撮影ではあまり使えなかった。

アストロトレーサーType3はかなり厳密なピント合わせが要求されるようで、判定がシビアで少しでもピンボケすると「処理に失敗しました」と出て撮影自体が無効になってしまう。外付けGPSユニットを使うType1、Type2がどうかはわからないが、ピント合わせには結構苦労した…。

鯵ヶ崎

こちらは別の日に訪れた場所で、国道7号線の「鯵ヶ崎トンネル」を抜けた直後(村上側)のポイント。ちょっとした駐車場が併設されていて、車を停めて日本海を一望できる。

雨予報だった日が予想に反して晴れて星が見え、ウェザーニュースで確認しても雲がなさそうだったので、急遽思い付きで言った場所になる(所謂オリチャー)。

本来もっと近場の由良で撮るはずが、思ったよりも明るかったため温海まで車を走らせたはいいが、肝心の三脚を由良に置き忘れるという特大ガバをかまし、撮りに戻った後の「あーもうめちゃくちゃだよ」という心境で撮った写真になる。


そんな半ばヤケクソで撮った写真になるが、アストロトレーサーの機嫌もよく存外良く撮れている。こういうことってあるよね。

ここには先客がいて、コーヒーを飲みつつ回しながらカメラ談義や星座談義をしてくれた楽しかった。何でも気仙沼から釣りにいらっしゃたそうで、こうして星を見ながら夜を明かしたくなったそうな。

なかなか楽しかったのだが、ナトリウムランプの光がどうしても入ってしまうので、必要な分を撮り終えてから次のポイントへ向かうことにした。

道の駅温海

結局当初の予定通り道の駅まで来てしまった。ここまでくるとほぼ新潟県村上市はすぐそこで、鶴岡感はほぼない。さっき由良に三脚を忘れた時はここまで来てしまった。

その時にびっくりしたのが車中泊をしている人の多さ。まだ入れたが駐車場の8割くらいが埋まっている。もう23:00近くというのにこの光景はカルチャーショックだった。チャリダーに至っては野宿という。高速道路のない地域は道の駅がこうなるのか…。

この光景を見て、いっそ車中泊にしてしまおうと覚悟を決めた次第。


今回撮影を行ったポイントの中ではもっとも光害が少なく一番いい環境だった。しかし残念ながらアストロトレーサーで撮影することができず通常のバルブ撮影になっている。

星が流れない程度に留めたかったので30秒、F2.8、ISO3200くらいの露出で撮影している。この方法なら別にペンタックスでなくてもできるのだが、それは言わないお約束。


今回のベストはこれかな。道の駅あつみでは、海岸線に降りられるようになっていて、ここは建物や街頭の照明がほぼ届かない場所なので一段と条件が良い。もう少し露光時間を増やせたかもしれない。


その他の場所

由良港

まさかの三脚を置き忘れるという特大ガバをやらかしたところ。

位置的には湯浜温泉や加茂港の先にあって鶴岡市からも距離的に近い。しかしナトリウムランプが多く想定よりも明るかったため、ここでの星景撮影は見送った(この時にやらかした)


シンボルとなっている橋は「白山橋」で沖に浮かぶ小島の「白山島」へ歩いて渡ることができる。この光景から“東北の江ノ島”の異名があるらしい。

お盆の時期だからかもしれないが、この橋は深夜もライトアップされていて実際歩いて渡ることができた。こうしてはしゃいでいたら三脚忘れたという…。

立岩

ここは鯵ヶ崎よりも先、道の駅あつみより手前にあるポイントにある特徴的な形をしている岩で、その麓部分には社がある。夕焼けが非常に映える場所としても有名。

足元が悪そうだったので今回は見送ったが、意外と普通に行けたので次回はぜひ行ってみたい。

まとめ

始めて本格的に撮影した感じではまあこんなもんかな。星景撮影はいくつか方法があって、こうして一枚で撮る方法の他に、比較明合成(インターバル合成)という方法もあるようだ。こちらの方がメジャーらしい。

そして星は見える場所に行かないと撮れないのだが、調べてみると意外と見える場所は多いこともわかった。多少離れなければならないのは確かだが、伊豆半島など交通の便がいいポイントもあるので次回また挑戦してみたい。

関連商品

星撮り関連グッズを色々紹介。ペンタユーザーならこの辺は知っておいて損はないかも。

PENTAX O-GPS2

ペンタックスの外付けGPSユニットで、GPSを内蔵していない初代K-3,K-3IIIなどのカメラでアストロトレーサーType1、Type2を使用したい場合はこれが必要となる。K-1、K-1II、K-3IIなどのGPSユニット内蔵機種はこれがなくても使用できる。


サムヤンレンズ

ペンタックスの広角域はサムヤンレンズが使われることがある。こちらは広角域に定評のあるメーカーで、周辺が流れにくく、かつ安価なため星景撮影によく用いられる。ただしMFフォーカスオンリーとなる。それぞれフルサイズ用、APS-C用となる。

SAMYANG 14mm F2.8(フルサイズ対応)

このレンズは星撮りの定番レンズで、ペンタックスユーザーでも愛用者が多いレンズとなる。フルサイズ対応なのでK-1II、K-3IIIどちらでも使え、APS-C換算だと21mmの画角となるため、ちょうど穴が空きがちな画角をカバーすることもできる。出目金レンズでフィルターは難しいのが欠点。


SAMYANG 10mm F2.8(APS-C専用)

こちらはAPS-C専用のレンズで換算15mmの超広角レンズとなる。K-3IIIで超広角域を撮りたいならこちらだろうか。これも出目金レンズなんでフィルターは難しい。


SAMYANG 16mm F2(APS-C専用)

これもAPS-C専用のレンズで換算24mmの画角となる。超広角レンズではないものの日常でも使いやすい画角で、ペンタックスのレンズロードマップ的に盲点となる場所なのでその意味でも貴重なレンズ。

また開放F値が2と一段明るく、フィルターが使用可能(77mm)のためその意味でもおすすめ。


ペンタックス純正品

ペンタックス純正レンズの決定版はこの2本。こちらはズームレンズかつオートフォーカスなので登山やビルなどにも使える。それぞれフルサイズ用とAPS-C用となる。

HD PENTAX-D FA 15-30mmF2.8ED SDM WR(フルサイズ対応)

フルサイズ用の超広角ズーム。なぜかスターレンズではないが、ほぼ遜色ない性能を備えている。重さの方も凄まじく1kg超、K-1に付けるならほぼ2kgとなるのでスナップで使うとちょっとしたトレーニングになるかも。やはり出目金レンズでフィルターは付けられないのが欠点。


Pentax HD Pentax Da★ 11-18mm f/2.8 Ed DC AW(APS-C専用)

大正義スターレンズ。ペンタックスK-3III用ならこれで決まりか。フィルターが使用可能(82mm)という点も魅力的。

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