アリエクで中華時計を購入する方法について解説。開け冥界の霊柩…すぐにこの者たちを送呈してやろう。
アリエク(Aliexpress)とは?
アリエク(Aliexpress)とは2010年に開設された国際的な消費者へ向けたオンラインマーケットプレイス(ECサイト)。Amazonと同じくいわゆる越境ECサイトであり、とても カオスな 魅力的な 魔界 中国製品を購入することができる。
よく勘違いされがちだが、詐欺サイトのようないかがわしいサイトではない。メーカー公式の販売ページを持っていることも特徴で、Amazonマーケットプレイスより余程まともだったりする。筆者もカメラ、時計、ミニカーと妙な趣味が多いので何かとお世話になる。
アリエクなしでも中華時計は入手可能!だが…
筆者は光り物オタクが高じて中華時計ジャンキーになってしまったクチだ。中華時計を集め始めた当初はAmazon、ヤフオク、メルカリがメインだった。
Pagani design、Steeldive、San martinなどの一部の中華時計メーカーはAmazonでも取り扱いがあり、実はアリエクよりも安かった。為替レートが反映されるのがアリエクよりも遅いためだ。
またヤフオクやメルカリでも出回っている。業者が出品しているパターンは、アリエクのセールで買い付けたものを転売しているパターンが多く、総じてAmazonよりも安い。また素人が出品する場合も新古品や美品が多く、これも割安で買えることが多い。
これらを定期的にチェックしていると魅力的なモデルはちらほら目にする機会があり、また定期的にセールにかかったりするのでアリエクを使わなくても割とそこそこ集まってしまう。
もっと不思議のAliexpress
ただ、中華時計の深淵を覗きたくなった人はやはりアリエクは知っておいた方がいい。最近はAmazonの商品にも為替レートが反映されてきて価格が上がってきたため、アリエクの方が安いからだ。
風来のシレン(最近ハマってる)で例えれば、Amazonが「不思議のダンジョン」なら、アリエクは「もっと不思議のダンジョン」、メルカリヤフオクはダンジョン内にランダムで現れるお店といったところ。
アリエクは少しばかり敷居の高さやリスクがあり、また玉石混交でもあるのだが、Amazonでは入手できず、日本には通常入ってこない珍しい中華時計を入手できるのは魅力的だ。メルカリヤフオクの品揃えはランダムなので手っ取り早く手に入れるならやはりアリエクとなる。
たとえばSan martinと互角のクオリティを誇るCronos Watch、その兄弟ブランドのIX&DAO、ちょっとチグハグだけどそこそこ安いTandorio、某欧州鉄道時計を全面夜光に魔改造したBarny等々、面白そうな魔界時計はアリエクでしか手に入らない。
中華時計の深淵を知りたくばアリエク沼に深く潜るべし。
注意! -CAUTION-
アリエクは海外(中国)のデジタルサービスとなる。日本からの購入客が多いため日本語に機械翻訳されたサイトこそ用意されているが、基本的には治外法権となるため日本国内の消費者法、一般常識、商慣習は基本通用しないと思った方がよい。
筆者も利用していて大方問題ないのだが、クレジットカード決済ができない、違う商品が送られてきたとかそういうイレギュラーは稀によくある。そしてお店(セラー)は当然中国人であるため、イレギュラーがあったときのやりとりは基本的には英語か中国語となる。
なのでトラブルを自分で調べて解決できる人か、転んでも泣かない人向けとなる。その意味ではAmazonや楽天などより敷居は高いかもしれない。とはいえメーカー直販やゴールドセラーなら向こうも信用があるので基本トラブルは起こらず、ほぼAmazonと同じ感覚で購入できる。
なお英語や中国語でビビっている人もいるかもしれないが、最近の翻訳ツールは物凄く精度がいいのでそこは心配しなくて良い。中国人も英語ネイティブではないのでそこはお互い様で意味さえ通れば問題ない。筆者の英語力はTOIEC100点だが問題なくやりとりできている。
翻訳ツール
TOIEC100点の筆者はDeepL翻訳を使っている。
理由は特にない。検索掛けたら上の方にあって、かつクセのない翻訳でわかりやすいと思ったため。1文が長すぎない程度に切って、要点を端的に伝えるような表現を心がけるといい感じの翻訳文が出てくる。
上でも述べたが、中国人は英語ネイティブではないので別に中学生レベルの英文でも問題ない。むしろ中学生レベルの方が後で自分が見直した時に意味が理解できるし、相手にも伝わりやすい。
アカウント設定
では本題。アリエクの会員登録のやり方を説明。
アカウントを開設したらとりあえず以下の項目を設定。
アリエク(日本版)のメインページに行く。画面右側のサインイン/登録を選択。
はじめはアカウントを持っていないのでメールアドレスを入力する。続いてパスワードの設定を求められるのでこれを設定する。
すると、登録したメールアドレスにログイン用のワンタイムパスワードが発行されるのでこれを先ほどのサインインの画面のフォームを進んだところで入力すると、会員登録は完了する。
各種情報の登録
アカウントを作っただけだと商品購入や発送先の情報がまだないので、各種情報を登録する必要がある。とりあえず必要になるのは配達先住所、クレジットカード登録、DMメール登録(これは後でもいい)の3つだ。
配達先住所
配達先住所を登録していく。サイトが日本語に機械翻訳されているが、文字化けなどがあるらしいので住所はローマ字表記で入力した方が無難。
郵便番号から自動入力されるところはそのまま漢字(日本語)表記でもよいだろう。市町村までは自動入力されるのでそれ以降の詳しい住所をローマ字で入力することになる。ただ海外のように詳細から打っていくこともないので楽。
クレジットカード情報
クレジットカード情報を入力する。カード名義人に注意(基本はローマ字大文字表記)
後述するが、決済エラーに備えて複数枚登録しておくとよい。
決済エラーについて
クレジットカードで買い物をしていると「決済エラー」と表示されることが稀によくある。クレジットカードで支払いがされていないため、この状態だと購入が完了していない。
一瞬ビビるがアリエクではよくあること。割と遭遇するトラブルだ。
決済エラーになった場合は時間をあらためて何回かリトライしたり、別のクレジットカードで試すとよい。それでもダメならPaypalでの支払いと、コンビニ払い(ファミリマート)もできるのでコレを用いるのと良い。コンビニ払いの場合は当然ながら円で支払う。
DMメール設定
DMメール受信設定もしておこう。他のECサイトと同じく、デフォルトだと広告メールが送信されてくるので必要なければオフにしてしまおう。購入や代金支払い、発送連絡など重要なメールは切ってもちゃんと送信される。
まとめ
以上の登録を行えばとりあえずアリエクで購入ができるようになるだろう。たまに決済エラーになったり、別の商品が届いてしまったりもするが、それについては別記事にて紹介予定。
ある程度の金額を買えば送料無料だし、セールがあったりクーポンがあったりしてトータルで見るとAmazonで買うパターンや、ヤフオクの海外業者からEMSで送ってもらうより安くつくパターンも多い。アリエクでしか売ってないものはこれ一択になる。
次回は実際にアリエクで商品を購入する流れを解説する予定。
リンク
アリエク関連のリンクはこちらから↓
コメント