Bligerの39mmモデル。たしかに39mmではある。あるのだが……。
スペック
年代 | 2023年頃? | ムーブメント | 自動巻き NH35A |
型番 | 不明 | 精度 | +30秒程度 |
直径 | 39mm※ | 風防 | サファイアガラス |
厚さ | 12mm | 防水 | 10気圧防水 |
ラグ幅 | 20mm | おすすめ度 | ★★★☆(3.5) |
機能 | 備考 | 全面夜光(Full Lume) |
どんなモデル?
Bligerのパイロットウォッチ。パイロットウォッチらしいシンプルなデザインに、全面夜光ダイヤルを搭載しており視認性に優れた一品。
実は36mm版に先駆けて購入したモデルでこちらは39mm版になる。たしかにケース径は39mmではあるのだが、「そうきたか!」という斜め上過ぎる解釈だったため、結局36mm版を後で追加購入した経緯となる。
ディティール
ダイヤル
まずダイヤル。たしかにこの通り39mmケースであることに偽りはない。確かにその通り……その通りのなのだが……。
「ちげーよ!そうじゃねえよ!!!」(怒)
これは笑ってしまった。36mm版と39mm版に仕様にあったなら、ああ文字盤が少し大きく39mmになってるモデルなのねと思うはずである。ところがこのモデルは文字盤の直径はそのままに、ケース径だけが3mm拡張されているという謎のアプローチを取っているのだ。
「39mmです」(※文字盤は36mm同じです)
気を聞かせて39mm版も置いてくれたのかと思い、実際注文したらこれである。その考えが命取りなのだ。さすが中華だ斜め上にも程がある。こちらの予想を常に上回ってくるのがとても楽しい。
シースルーバック
こちらは36mm版と異なりシースルーバックとなっている。アリエクで注文すると仕様を選べるのだが、ケースバックで注文したところ無事間違えられてコチラになった。まあ後になって36mm版を追加購入することになり、違いとして面白いので結果オーライの図。
ブレスレット
36mm版と同じく例の904Lシールのついたブレスレットが付いてくる(本当に904Lなのかは謎)
このブレスレットは悪くない(普通にいい)ジュビリーブレスや5連ブレスはコマの遊びが気になりやすいが、このブレスにはそういった安っぽさは皆無でガッシリしており、面取りもされているので満足感が高い。
R社潜水艦オマージュや、冒険者オマージュと弓カンの形が同じなため流用できそうだが、バネ棒のダボ穴の位置が異なっているため完全互換とはいかない。この辺はあらためて今度調べてみたいところ。
入手方法(アリエク)
(※画像から商品ページへ飛べます)
このモデルはアリエクで買った方が良い。Bligar自体はPernisと同じくヤフオク・メルカリでも入手できるが、このモデルは探しても見当たらなかった。もしあったとしても割高となるだろう。
夜光(Full Lume)
夜光については36mm版と全く同じ。塗りが均一で粒子も細かく、輝度・残光性も高いので、San martinあたりの上位ブランドと比べても遜色がない。グリーンの全面夜光モデルはやはり貴重。
36mm版との比較
この通りダイヤル自体は全く同じなのでこうなってしまう。全面夜光なので2つも並べるとギャンギャンに明るいのは良き。
まとめ
勝手に39mm版だと思ったがダイヤルが36mmと同一でガッカリだった時計。結局この後36mm版を購入して「うん、やっぱりこっちだろ」となってしまった。
ただ、36mmモデルは中華だと結構あり、結局どれも同じような構成になってしまうので、39mm版の方がかえってキャラは立っているかもしれない。あまり見ない形なので独自性があり、見慣れると結構これはコレでありな感じがしてくる。
派生モデル
そんなわけで36mm版のコチラ。こちらの方がオーソドックスで普通な出来だが、39mm版もなんだか謎の愛嬌があってそんなに悪くないかなと思えてくるから不思議。
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