【レビュー】LAOWA 100mm F2.8 2×Ultra Macro APO ③ 深夜の中華街で異世界散歩を楽しむ

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カメラ

深夜の中華街を散策するとクーロンズゲートごっこが楽しめるの巻。

マニュアルレンズの特権

前回ニコンZ7に付けて夜景撮影を楽しんだラオワ100mm F2.8 2xマクロであるが、絞りレバーを備えたマニュアルレンズの特権としてマウントアダプターを付けると自由に使いまわすことができる。

……というかこのレンズは本来ニコンFマウント用レンズなので前回の時点で実は使いまわしていたりする。そんなわけで、今度は富士フイルム X-T4と組み合わせて使ってみることに。この汎用性の高さはマニュアルレンズの特権といえる。

撮影機材

富士フイルムX-T4にラオワ100mm F2.8 X2マクロを装着。タッパがあるので結構立派に見えるが、割と細身なのでフォーカシングはしやすい。X-T4に付けた場合の焦点距離はAPS-C換算で150mmとなり、中望遠域をカバーすることになる。



マウントアダプターはいつものK&Fを使用している。ボディ側:フジXマウント、レンズ側:ニコンFマウントとなる。


ケンコー ブラックミスト No.5

これはいわゆるソフトフィルターの一種で、フィルター表面に墨を薄く塗ってあり点光源をにじませる効果がある。もともとは映画撮影でよく使われていたフィルターで、デジカメで動画撮影ができるようなったことで広く知られるようになった。

他のソフトフィルターと比較すると、フォギーほど滲みが強くないので使いやすい。またプロソフトンと比べると、こちらは光の滲みがオレンジ色にかぶるため、暖色系のシチュエーションと相性がいい。

なおソフト効果の強さは、ブラックミストNo.1>>>ブラックミストNo.5(約半分)>>>ブラックミストプロテクター(約1/4)となる。価格はこの逆でブラックミストプロテクターが一番高くNo.1が一番安い。


このレンズで撮った写真

この日は2/5(月)で、大雪が降った日なので尚更人がいない。換算150mmのレンズで圧縮効果を狙って取るにはもってこいのシチュエーションとなる。

なおここは野毛や馬車道からハシゴして訪れている。その撮影写真はコチラにて。こちらはVILTROX 23mm F1.4で撮っている。中華街の撮れ高が良かったため別記事になった次第。

中華街(深夜)

香港が台北は宵っ張りなイメージがあるが、この横浜の中華街は案外夜が早く、午後9時くらいになると多くのお店は店終いする。

中華街大通り

深夜の中華街は昼間や夕方とは打って変わって異世界の様相となる。この非日常的な雰囲気は素晴らしく、雨や雪で照り返しがあるとさらに美しさが増す。なお深夜といっても午後10時くらいで十分間に合うし、近隣には加賀町警察署があるので治安は保たれている。


ラオワのレンズは画質もさることながら色乗りが良い。フジ機のフィルムシムレーション「ベルビア」と組み合わせると暖色系はかなり鮮やかになる。この色味はD200やD80など往年のCCDセンサー機の雰囲気を少し感じる。

市場通り

この中華街で一番好きなポイント。メインの通りを途中左に曲がったところにある小道で、この中華街で異世界成分が一番濃い。ジブリ作品に出てきそう。鬼滅の刃の無限城っぽくもある。

ここは10年前の大雪の際にも撮りに来たポイントで、その時はフォギー(A)を付けていたような気がする。それに比べると光の滲みは大分おとなしいが、その分レンズの解像度の高さが活かされている。ソフトフィルターを付けることで寒そうな雰囲気になったが、実際に寒い。

怒濤の占い推し。夜来るとホラーゲーム感がすごい。6枚目の画像はやっと見かけた人影なのだけど、異世界の住民っぽくて好き。傘がポイントかな。

こんな感じのAI画像が最近増えているけどすごく好きなのでもっと増殖してほしいと思ったり。

香港路

香港路は市場通りよりもさらに幅の狭い通路で、看板がせり出しているため望遠レンズで撮ると圧縮効果でいい感じに撮れそうだが、ライトアップがなかったので入り口だけ。ここは早朝の方がいいかな。

バイクが前から来ているシチュエーションだがこの程度であればゴーストは出ない。基本逆光には強いが、絞りと小さいゴーストが出るタイプのレンズでもある。F4程度ならば安定する。

元町・中華街駅

お帰りはみなとみらい線 元町・中華街駅から。この通路はなかなか長く、普段は観光客で人通りの多いのだがさすがに誰もおらずちょっと8番出口感がある。異変を見逃すと夜中の中華街から出られない。おじさん!!早くきてくれー!!

去年の暮れは8番出口の画像ネタが多くて面白かった。コミケ会場に「おじさん」っぽい人がいたが、コスプレなのか素なのかわかりづらくて話しかけられない話とか、プレイヤーをゴール(名古屋駅8番出口)に導いた伝説の駅員の話とか。

まとめ

古典的なMFレンズでありながら2019年発売とは比較的新しいのがミソで、歪曲収差が少なくパープルフリンジも出ないため使いやすい。撮影倍率2倍マクロという特殊能力があるので一見色物っぽく思えるが、遠景もこの通り至極真っ当な写りをする。

これまで筆者がメインで使っていたマクロレンズは Tamron 90mm F2.8 Model272E(2004年発売)、NIKKOR 105mm F2.8G(2006年発売)、DFA 100mm F2.8 smc(2009年発売)なのでさすがに隔世の感があり、これらレンズよりも高性能なので普通にスタメン入りしている。


そしてこのレンズは本来Fマウント用レンズだが、MFオンリー故に汎用性に富んでおり、マウントアダプタ介してZマウントはもちろん、ペンタックスKマウントやフジXマウントにも使い回せるので非常にお得感がある。

そしてよくある懐古趣味やガジェット遊びではなく普通に実用性を伴った運用ができてしまう。

APS-C機のX-T4で用いると換算150mmと望遠レンズとして使えるが、X-T4のHDR機能や手振れ補正とのシナジーがとても大きい。手振れ補正でシャッタースピードを強気に設定でき、HDRで点光源の白飛びを抑えられるので、手持ちのjpg撮って出しでここまで雰囲気が出る。

関連商品

前回に引き続き雪道での撮影アイテムについて。今回はファッション特集。

こうした雨や雪の撮影シチュエーションでは長靴やカッパが必需品となるが、ナイロンのシャカシャカ音やカッパっぽい見た目が苦手な人はゴアテックス装備がオススメ。


ゴアテックス自体が高級素材であり、通常の生地の裏地にライニングする特殊工程が使われているため、いずれも高価だがそれに見合った性能と快適性がある。また都心部でカッパ着て撮ってると目立つのでその意味でも便利で良い。

ちなみにスンマセンこれは男性向けです。けどレディースも似たようなのあると思います(適当)

ノースフェイス ステンカラーコート

ノースフェイスはアウトドアブランドだが、たまにタウンユース向けのゴアテックスコートを出すことがある。シーズン物なのでトレンチだったりステンカラーだったりするが、準レギュラー商品のような扱いになっていて、セレクトショップの別注モデルも結構な頻度で見かける。

ゴアテックスなので当然水は弾く上、丈があるので腰やひざも暖かい。そして見た目は通常のコートなのでスーツの上に羽織っても違和感がなく、オンでも使い回せるのでお得。

やや高価だがロングコートとしては常識的な価格で、アクアスキュータムとかバーバリーとかマッキントッシュに比べると安い。品質もノースフェイス様だけあってしっかりしている。

ゴールドウィン ゴアテックスデニムパンツ

裏地にゴアテックスがライニングされたジーンズで水を弾く。見た目は通常のジーンズなのでアウトドアっぽい見た目にならず、表地はデニムなのでシャカシャカ音もしないのがメリット。

主にバイク乗りやウインタースポーツに使われることが多いアイテム。デニムなので表面は水吸ってしまうが、ゴアテックスで止まるので実際には濡れない。しかしながら湿気は通すので快適性もそこそこある。ユニクロのヒートテックと組み合わせると冬でも快適に活動できる。


ボトムスゆえにゴアテックスのライニングが難しいため少々値は張るが、技術自体は既に確立されている代物。15年くらい前にに同じ技術を用いたポールスミスのジーンズを一着持っているが、この時点でほぼ問題はないレベル。

本品はレギュラーモデルゆえいつでも入手可能な点がありがたい。一方で本来はバイク用品のブランドとなるため立体裁断やヒザ当てなどちょっとクセがある。普通のゴアテックスジーンズが欲しければ中古品含め探す必要がある。

ダナーライト

ワークブーツの定番。防水レザーのため雨にも強く、ゴアテックスライナーのため防水性も確保されている。ビブラムソールのため雪道でも歩きやすい。ブラウンが苦手な人はブラックがクセ少なめでおすすめ。

よく勘違いされがちだが、ダナーライトはレッドウイングやチペワなどの同じジャンルの靴で、ガチの登山やトレッキングには向かない。それ故タウンユースに向いており、普段着にも合わせやすくしかも歩きやすいため、歩き回る時間の長いスナップ撮影にもうってつけと言える。

ちょっと高いが耐久性も申し分無くリソールも可能。筆者は15年くらい前に購入した派生モデルのブラックホークを履いている。この撮影でも履いて行ったが浸水もなく非常に快適だった。

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