【レビュー】PEATAX K-3 MarkIII ③

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▶カメラ

前回の続き。元町から港の見える丘公園へ。レンズはFA31mm F1.8 たまにDFA100mm F2.8で撮影している。


このレンズで撮った写真

山手本通り

まずは小手調べ。前に初代K-3を持って撮影したところだが、高感度は目に見えて進化している。ISO800~1600程度ではほぼ気にならない。


ただしパープルフリンジはレンズ側の問題なので出る。昔の大口径レンズを使うとほぼ出てしまうものだが、これは感度を上げるよりも後処理で直した方がいいだろう。

K-3MarkIIIはローパスセレクタという機能が搭載されていてこれを有効にすると解像度のわずかな低下と引き換えにフリンジが低減される。オールドレンズを絞り開放で撮りたい人は入れた方がいいかも。入れておけばよかった。

港の見える丘公園

ここも定番で本来は三脚撮影が推奨されるポイントとなる。ペンタックスはAF苦手とされていたがK-3MarkIIIではかなり高速化されているとのことで期待が持てる…はずである。

ただしそれは日中の話で、夜間はやはり迷いやすいようだ。AF精度もさることながらスーパーインポーズが小さく、しかもシャッターボタン半押し時ではなく合焦時に赤く光る仕様のため、シングルフォーカスで撮っているとポイントを見失いやすい。

合焦しないとシャッターが切れないので咄嗟の時は困る。この時の即応性と信頼性はミラーレスカメラにマニュアルフォーカスレンズを付けたときの方がむしろ速い。ただこれもコツをつかめばなんとかなるもので、よく訓練されたペンタファンなら問題ない。


これはDFA100mm F2.8マクロで撮っている。特筆すべきは手振れ補正の強さで、APS-C換算で150mmという望遠レンズの域にもかかわらず1/25秒程度のスピードで安定して撮れる。これはすごい。

パープルフリンジが気になってF5.6まで絞ってみたが、ISO6400を許せば手持ちで150mmF5.6を撮れてしまうのはびっくり。フリンジ構わず開放で撮れば十分すぎる明るさを確保できるだろう。

元町裏通り

来た道を戻り、先ほど電線を撮って回っていたエリア。日が暮れると雰囲気がまた変わり品の良い夜の街といった様相となる。裏通りとしてはかなり明るい。

だいたいISO1600たまに3200で撮っている。一段絞ってF2.8で撮っているがこのくらいの明るさならもはや何の工夫も必要なくしっかりバッチリ撮れる。この間の記事でよく使っていたZfcと体感同じくらいの頼もしさはある。


DFA100mm ISO6400で撮っている。つよつよ高感度とガッチリ手振れ補正のおかげで手持ちでこの程度なら難なく撮れてしまう。

モノトーン(ブルー)

ブルー+1
ブルー+1
ブルー+2
ブルー+4

モノトーンで夜景スナップを撮ってみた例。

「モノトーン」であって「白黒写真」ではないので、色をアンバー(セピア)─ニュートラル(いわゆる白黒)─ブルーの9段階で設定できるため意外と遊べる。ブルー+4までするとほぼ茄子みたいな色になるが。

その他風景

移動中のスナップを何枚か。こういう道路の夜景を手持ちスナップで撮れるようになったのは性能向上や技術進歩の賜物であり、時代の流れを感じる。

カメラの高感度耐性+大口径レンズの組み合わせで捗るようになったのは事実だけど、同時にパープルフリンジ対策を迫られるようになった。三枚目のボディ側面は特に目立っていて、普段点光源なら気にしないblueもちょっと看過できないレベル。

少し前ならISO1600+F2.8で撮れなかったら諦めるか、多少アンダーで妥協するか、三脚持ってくるかだったので、なまじ撮れてしまうがゆえに新たに発生した問題といえる。さて、撮って出し縛りでどう克服するか…。

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