【レビュー】AF-S NIKKOR 28-300mm f3.5-5.6G ED VR ①

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カメラ

一家に一本あると便利な高倍率ズームのご紹介。

スペック

焦点距離 28~300mm レンズ構成 14群19枚
最小絞り F3.5~5.6 絞り羽根枚数 9枚(円形絞り)
最大絞り F22~F38 寸法 約83mm×114.5mm
最短撮影距離 0.5m(ズーム全域) 重量 約800g
フォーマット フルサイズ フィルター径 77mm

フルサイズ×高倍率=万能

高倍率ズームでは珍しくフルサイズ機に対応しているレンズ。2010年に発売されたもので想定ボディはD700向けと思われる。

高倍率ズームといえばF値や画質が犠牲になっている面も否めないが、このレンズはフィルター径77mm、重さ800gという大質量を活かしてフルサイズ機での運用を可能としており、その弱点をある程度克服している。

一方のAPS-C機でこのレンズを用いると換算42mm~450mmというすさまじいものになり、イメージサークルが大きいのでケラレや収差が起きにくいメリットがある。

いいレンズなのだがいつの間にかディスコンになっていた。何故だ。

Nikon D800に装着

D800にはベストマッチ。大三元ズーム並の大型レンズになるので、ハイアマチュア機以上でないとボディ側が負けてしまうかもしれない。

高倍率ズームといえばお約束。すっごい伸びるよ!!

入手方法(2023.5)

メーカー絶版のため中古品のみ。しかし玉数自体は多く高倍率レンズは手離れしやすいため一定の流通があり、価格もこなれて入手しやすい傾向がある。

このレンズで撮った写真

上大岡の久良岐公園を散策。これも作例というより記録的な意味合いになってしまった。高倍率レンズとしては正しい使い方ではあるのだが。

フルサイズ用の大柄レンズということもあってそれなりに解像するが、この手の高倍率ズームは「頭としっぽはくれてやれ」のつもりで使うとよい。テレ端ズーム端を開放で使うとケラれる。多くの写真は焦点距離35-90mm程度、日中なので絞りはF8程度と余力を残して撮っている。

公園までの道中(上大岡東)

久良岐公園へは上大岡東のこの道が一番わかりやすく、食料調達も行える。ここより先公園周辺にはコンビニはないので事前に買い込んでいった方がよい。山を舐めてはいけない(戒め)


しばらく坂を上って日行寺の二叉路を左へ。ここの坂は斜度がきつく自転車で登ろうとするとなかなか苦労する。上大岡にはこの手の激坂が数多く存在するため住民は自ずと心身が鍛えられるという。ライフコッドの村人かな。


石材店のところまで上がると開けた場所に出る。ここまでくるともう一息。


まっすぐ行くと「黒船見物の丘」という場所へ。ここは後程。

左に曲がって坂を下ると岡村方面へ抜ける。久良岐公園はこの坂を下った右手にある。

久良岐公園

アッー!!桜を期待してはるばるきたのにチリチリになってる!!!

終わってやがる…遅すぎたんだ。まあ目黒川行ってから一週間経ってるし仕方ないか…。

ここの桜は大岡川のものよりも開花が早く、大岡川で満開を確認してからだと間に合わないことが多い(3敗)。ソメイヨシノはクローンゆえに同条件なら同時に咲くはずなので、こちらの方が日照条件がいいのかもしれない。


普通のレンズだとここで試合終了となるが、高倍率レンズはここからある程度持ち直すこともできる。まずは比較的まだ残っていそうな桜の木を見つけて…と。このあたりでいいだろう。

空を背景にして下からズームで撮影した。引いてダメでも寄ればなんとかなることもある。

撮影は実際行ってみるまで撮れ高が読めないが、高倍率ズームはこういう芸当ができるのが便利。高木の花を取りたいときは持っていくとよい。同行者がいてじっくり撮れないときなど、状況によっては本職のマクロレンズよりも活躍することも。

コツは完璧を狙わないことで、及第点で良しとする。またこの手のレンズはズーム端は使わずに200mm程度に抑えた方が画質がよくなるかも。…しれない。


日が暮れてきたのでベンチで満腹度を回復。奥に見えるのは汐見台団地で一番大きな建物。迫力があって建築好きならば一見の価値があるのだが、住宅なので自重。

まとめ

F値が暗く、画質も平凡なため軽く見られることの多い高倍率ズームだが、有効な状況や正しい運用方法を知ると普通に有用なレンズ。撮れ高が思うように増えないときは機材構成の見直しと、高倍率ズームの投入を検討するとよい。

スタジオや静物と違って、スナップは常に理想的な環境や条件で撮影できるとは限らない。折角いい機材を持ってきても撮れ高ゼロで終わることはままあるし、機材構成を特化させるほどその可能性は高くなる。


今回のように現地の状況がわからない場合、複数の目的がある場合などは、あえて高倍率ズームを起用するのはあり。焦点距離を問わないため、時間と光量さえ確保できれば取れ高は担保できる。画質に不満なら保険として持っていくのもよい。

実は今回、このレンズを持って上大岡に来たのにはもうひとつ目的があるのだ。キリがいいので一度この辺で。後編に続く。

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