【レビュー】Viltrox 56mm F1.4 ③

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カメラ

江の島キャンドルライトサービスを撮影。好きすぎて掲載枚数が限界突破。

湘南キャンドル2023

このイベントは江の島で毎年やっているのだが、夜景ファンとしては外せないイベントになる。当然カメラを持って行くのだが、新しく入手した機材やレンズのベンチマークに最適で、新しい発見がある。

前回記事(道中)はコチラ。

過去の写真はコチラ。
ペンタックスK-3+DA70mm F2.4 smc

ニコンD800+タムロン90mm F2.8(model272E)


撮影機材

前回に引き続き富士フイルムX-T4+ビルトロックス56mm F1.4で撮影。この組み合わせはなんだか悪趣味だけど普通のブラックやシルバーもあるのでそこは安心。

このレンズで撮った写真

ここから本編。いずれもサムエルコッキング苑内の写真となる。

通路(往路側)

庭園を入ってすぐの直進通路の場所となる。

訪れたのは今回で3回目になるが、3回目となると段々撮り慣れてきた感がある。家に帰って以前に撮ったものと見比べてみたが、遠慮がなくなったのか露出が明るくガッツリ寄っている。


撮り慣れたのも勿論あるが、ミラーレス機を入手してから従来と撮り方が変わったのは確実にあるだろう。夜景スナップはAPS-C(CCD)⇒フルサイズ(CMOS)でパラダイムシフトがあったが、一眼レフ機⇒ミラーレス機も実はそこそこパラダイムシフトがあるのだ。

一眼レフ機との違いは、F値開放における解像度向上、手振れ補正の有無、HDR機能の進歩で、夜景撮影においては高感度耐性はやはり正義といえる。あとファインダーも夜景に関してはEVFの方が適正露出を合わせやすく、この点も進歩といえる。

カフェテリア前

入口通路を抜けた先にあるカフェ周辺のエリア。宝石箱をひっくり返したような色鮮やかなキャンドルに目を奪われる。

自分で撮っておいて何なんだけどメチャクチャ写りがいい。「ビルトロックスはヌケがいい」と再三主張してきたわけだが、APS-Cのjpg撮って出しでこの色気と艶感は素晴らしい。APS-C機に中華レンズの組み合わせでここまで写るのだ。

APS-Cとフルサイズの差がセンサーサイズの差だけならば、フルサイズの存在など不要だ。

キャンドルタワー前

キャンドルタワー前の木にはフラスコ形をしたキャンドルランプが。これもものすごくエモい。眺めているとなんだかみかんを食べたくなってくる。


キャンドルタワー(展望台)の周辺は、上記のフラスコ型のキャンドルの他、玉形のLEDランプなども設置してあるため飽きない。自分はタワーは登らないのだがそれでも十分楽しめる。

通路(復路側)

キャンドルタワーから折り返した通路エリア。個人的には一番好きなエリアで、このあたりは行きとはまた趣向が変わって単色のキャンドルでレイアウトされている。


このキャンドルの妙は木棚が使われている点で、そのまま平置きすると単調になってしまうところを、ナナメから見たときのコントラスト(明暗)やテクスチャで立体感を演出している。あえて単色として情報量を減らしているのもまたいい。

お洒落なので家で真似したくなるがこれはやめておいたほうがいい。キャンドルの炎は思ったよりも高さがあるので十分にクリアランスを取らないと天板が焦げて最悪火災の原因になる。

この筒もおそらく専用のもので、不燃性または自己消火性プラスチックと思われるため、安易に真似てその辺のペットボトルやアクリルなどでやろうとすると危ない。ビンは燃えないがやはり高温になることは変わりない。

通路中頃にはV字に開けるような箇所があり、ここからの眺めは非常に壮観。グアナファト(メキシコ)やラパス(ボリビア)のイメージだろうか。このスケール感はマジで素晴らしい。

ガチ勢はこれを動画で撮っている人もいた。なるほど、動画か。

湘南 江の島(看板)

タイトル回収。3カット撮ってみたがどれもよかったので全部乗せ(優柔不断)

後ろが玉ボケになっているのもまた良き。

このレンズで撮っていて気付いたこと

玉ボケ

このレンズはAPS-C用レンズだが開放F値1.4と明るく、換算85mmと中望遠相当なので玉ボケも狙いやすい。多少硬さは残るもののボケ量はフルサイズにも引けを取らない。ヌケの良さや色乗りの良さもあり、コントラストの利いた華やかな雰囲気となる。

今回はシチュエーションが良すぎる感があるが、日常空間でも割と狙いやすいと思う。口径食についてはままあるレンズだが、今回は被写界深度の差を設けない正面構図が多かったのであまり目立っていない。

HDR撮影

通常撮影(左)とHDR(右)の比較。意外と暗所部分は変わっていない。しかしキャンドル内の炎のハイライトが明確に異なっており、HDRの方がリアルに見える。一見すると目立たない小さい違いだが…


このように引きで撮った集合構図になると話は別で、ぱっと見で違いがわかり、全体の印象としても異なるものになってくる。HDR撮影では光源の白飛びが軽減されて見たままに近い自然な風合いとなる。

X-T4のHDR機能は物凄く優秀でガッツリ効果が乗る。しかも手振れ補正で手持ちでも追従する上、本体左上の物理ダイヤルで手軽にオンオフを切り替えられるので、つい多用したくなる。

ただしモデルガンでいう3点バースト射撃のように一度の撮影で3回露光を行うので、バッテリーの減りが早くなるのが欠点。乱用するとあっという間になくなるので計画的に使いたい。今回はこれだけのために来たので遠慮なく使えるため、ほぼ全部HDRモードで撮っている。

広場(出口前)

出口周辺となる広場一帯。入口からすぐのところにあるエリアだが、今年からは一方通行となったためここがラストになった。

このブルーグリーンとマゼンダのランプは印象的で、blueは色温度5000kで撮っているので見たままの色合いになるのだが、撮る人によっては違う色になっていたりする。3000kくらいまで落とすとシアンやパープルに近い色合いになる。

2枚目の蓋のゴールドの質感が素敵。X-T4のベルビア(ビビッド)はCCDセンサー時代のデジカメに似た色合いや雰囲気を感じることがある。決して同じではないのだが。


ここも一方通行化に伴って出口前になった。構成としても、一番盛り上がる部分を最初に遠景として見せておいて、後で戻ってきて出る直前の最後に持ってくる形となるのでなかなか理に適っている。

この中央のアーチでは記念撮影ができる。土日に来るとカップルがそれなりに待っていたりする。


キャンドルを背景にして人を置くとこんな感じに。

2枚目は素晴らしいのだが撮っている最中は良さに気付かず、家帰ってチェックしているときに初めて気が付いたもの。これ現地で気が付けたらなぁ。家に帰ってから後悔することが多すぎる…。

まとめ

最後はしんみりと。アオいいよね…。(いい…)


56mmはAPS-Cで換算85mmとなるため、主にポートレート用のレンズとなるが、小さく軽いので使いやすい。そしてこの記事で大量に写真を載せたことからもわかる通り、特にクリティカルヒットというわけもなく、通常攻撃でコレが出る。

これ以上のスペックのレンズを探す場合、純正品やフルサイズ用、F1.2などが候補となるが、APS-Cの中華レンズ(中古)でもここまで写る。あんまりポートレートやらない人ならこれで十分だろう。今回の撮影では不満となる点は何もなく、概ね満足と言える。

何も言うことはない(殿下)

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