【レビュー】Nikon D200でお花見① 大倉山公園

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▶カメラ

往年の名機D200で写す春の訪れ。オールドデジカメの世界へようこそ。

アクセス

大倉山公園へのアクセスは、東急東横線大倉山駅より北に向かって徒歩5分ほどとなる。普通電車しか止まらない駅だが、日吉─綱島─大倉山─菊名の港北区沿線上にあり、上り下りどちらも急行停車駅があるためアクセスは良好。

東急沿線はハイソであることが知られていて、中目黒、自由が丘、田園調布、武蔵小杉は有名だが、この界隈も大概で、中区の山手・本牧とタメを張る。利便性考えると現在はコチラが上まである。東急東横線はマジで高級住宅街しかない。本当なんつー路線だ……。

撮影機材

今回はニコン往年の名機、D200で撮って回っている。レンズはAF Nikkor 24mm F1.4Gと、SIGMA 50mm F1.4 HSM Artの2本。APS-C換算でそれぞれ36mm、75mmとなり、シーンに応じて適宜交換しながら撮っている。


スナップ夜景作例

D200はシグマ35mm F1.4 HSM Artを付けてスナップ夜景(ナイトスナップ)を撮って回ったことがある。その様子はコチラ。


このカメラで撮った写真

大倉山公園

大倉山駅の上り線すぐ横にある坂を登っていく。今となっては何気に珍しい?「渋谷行」の電車。だけど車両は副都心線(東京メトロ)という。思わず撮ってしまった。


大倉山公園には花壇が設えられていて、ちょうどこの時期は見ごろのシーズンを迎えている。原色CCDセンサーの本領発揮と言ったところ。このパンチの効いた鮮やかさはCCDセンサーならではといえる。

現在のCMOSセンサーになって、ピクチャーコントロール(ニコン)、カスタムイメージ(ペンタ)、フィルムシミュレーション(フジ)である程度カラーバランスを意図的に調整し、リバーサルフィルム風味に仕上げる機能は現状ある。あるのだが、それはあくまでもエミュレータだ。


しかしCCDセンサーはこのカラーバランスがであり、意図的にやっているものではない。純粋に当時の技術でこれがベストと判断した写りがこれであり、作為的に派手にしているのではない。2005年時点での大真面目に最善を尽した結果がこれなのだ。

いわゆる味変の類ではないためバランスは取れており、わざとらしさがないため使っていても飽きがこない。そもそも当時のデジカメはこれがデフォルトだったのだ。リアル世代補正が入るのは確かに否定できないが、これは変化球ではなく直球だ。それは断言できる。

大倉山記念館

公園の敷地内には大倉山記念館という建物がある。プレ・ヘレニック様式という珍しい建築様式で建てられており、横浜市の指定有形文化財となっている。古代ギリシャにおけるクレタ・ミュケナイ文明の様式を模したものという。

言われて見ると確かにスーファミのポピュラス2でこんなの見た気がする。あれ面白くてたまにやりたくなるんだけど、ガイアとアポロンの面がムズすぎる。あとヘスパイトスの土地の上げ下げできない面で詰んだ。あれはどうしろと。


さてこの建物は遡ること1932年、大蔵精神文化研究所という施設が前身となる。名前だけ聞くとなんだか脳に電流を流したり洗脳教育を行ったりヤバそうなイメージがあるが(失礼)、そんなことはない真っ当な研究所で、現在は図書館として一般開放されている。

この研究所を創設した大倉邦彦氏は後に東洋大学の学長になる偉人であり、この人にちなんで東横線の駅名が現在の「大倉山駅」となった。

こうして昔の偉人の名前が地名や駅名になる例は割と多くあり(特に鶴見線)、「浅野駅」「安善駅」「武蔵白石駅」「大川駅」はそれぞれ浅野さん、安全さん、白石さん、大川さんにちなんでいる。

遠景(綱島・樽町方面)

綱島・樽町方面を望む。タワマンのあたりをよく見ると綱島橋がかかっているのがわかる。いつも橋から見えるあのラブホテルもある。

綱島駅までは一度歩いたことがあって、綱島街道から外れて住宅街を縫って歩くのも新しい発見があって楽しかったのだが、意外と距離があるので自信がある人向けになる。

梅園

今回はお花見ということで桜を撮って回っているが、この大倉山公園本来の名物はで、梅園がある。そのため毎年二月頃になると赤梅や白梅などが楽しめる。近隣には久地(JR南武線)にも梅園があるので、武蔵小杉で乗り換えればハシゴして楽しむこともできる。


その一方で桜を楽しむこともできる。ソメイヨシノだけをひたすら林植しているなくわけではなく、ヤマザクラやコヒガンザクラなどいくつかの種類が散発的に植えてあり、全体として景観をなしているというタイプの公園となる。

わかりやすさこそないものの、自分で好きなポイントを探す楽しみもあり、なかなか飽きない。


この公園の素晴らしいところは手を入れ過ぎないところで、雑草などがそのままにしてあるため適度な里山感があるため、写真を撮る際には絵作りを行いやすい。

東横線で菊名から1駅、徒歩5分程度というアクセスの良さ、レモンロード(駅前商店街)の賑やかさからは想像できない長閑で麗らかな雰囲気を得られるため、ちょっとした散歩にもおすすめの場所だ。

原色CCD

D200のISO100はスゴい。これぞ原色CCDというパンチのある絵を叩き出す。

いずれもjpg撮って出しになるが、色が濃く滑らかで、生命力を感じられる絵が撮れる。まるで宝石のような鮮やかさだ。特に1枚目の紫色の小さいチューリップの立体感はなかなかのもので、温度や匂いを感じられそうな絵が撮れていると思う。

CCDセンサーのカメラはバイクでいう2スト車みたいなもので、高感度ノイズに弱く、色味にクセがあり、ダイナミックレンジも狭いので扱いづらい。事実上ISO400までの縛りプレイになってしまうが、ハマった時の瑞々しさと色気は素晴らしく、これがあるから使いたくなる。

まとめ

D200は今(2024年)から19年前のデジカメになる。それはもう骨董品に片足突っ込んでいる。

当時のPCはWindows XPでVistaはまだ当分先だ。そこそこのスペックのPCで物理メモリは512MBしかなかった。ゲームでいえばゲハ戦争真っ只中、Wii vs PS3 vs Xbox 360で、任豚顔真っ赤wwwとか、GK顔面ブルーレイwww とかやっていた当時の代物になる。

そんな時代の家電製品が現役で動き、しかも実用足りえるというのは驚異的だ。昼間なら完全に実用レベルで、現行機とは一味違う写真を撮ることができる。当時を知る人も、また知らない人も、よければいかがだろうか。オールドデジカメの世界へようこそ。


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