【レビュー】FUJIFILM X-T4 ②

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カメラ

前回の続き。X-T4私が勝手にライバル?と思っているニコンZfcとの比較。

外観比較

露出や構図、Zfcは前に撮った画像ゆえホワイトバランスがバラバラですまぬ…すまぬ。

X-T4 vs Zfc

こうして並べてみると本当によく似た2台と感じる。迷ったら両方入手してしまうのはわかりみ。

Zfcが忠実は復刻デザインという向きでMFレンズ以外似合わない硬派なデザインなのに対して、フジのXシリーズは現代的な解釈を取り入れたという向きでズームレンズや大口径レンズも似合う上手いデザインと思う。

X-T4 vs Zfc(+SmallRig SR3480)

L字グリップを付けたZfcとの比較。本体サイズはX-T4とほぼ互角といったところでなかなか好対照でよい。デフォルトのフラット形状に比べて握りやすくなり、多少大きめの単焦点も収まりが良くなる。

L字グリップにはアルミ合金製の他に木製のものなどもある。またレザー製のカメラケースという手もある。

軍艦部ダイヤル

両者とも配置、デザインともに酷似している。…が、メーカーとしての思想が異なるため使用感はなかなか異なっている。全体としては、富士フイルムX-T4はギミック(機能性)重視、ニコンZfcは信頼性(確実性)重視といったところ。

軍艦部ダイヤル軸ボタン

X-T4の軍艦部ダイヤルの軸ボタンはスイッチ式になっており、ダイヤルをロック/非ロックを選択できる。これはなかなか便利だがロック/非ロックは咄嗟にわからないことがある。

Zfcの軍艦部ダイヤルの軸ボタンは押し込み式となっており、ボタンを押している間でないとロックが外れない昔からの伝統的なもの。確実だが保持ができないため不便なことがある。

メインコマンドダイヤル

X-T4のメインコマンドダイヤルは実は押しボタンにもなっており、撮影モード中に押すとフォーカスが最拡大され、もう一度押すと本来の画角に戻る。

これはマニュアルフォーカスレンズ使用時に便利だが、メインコマンドダイヤルの操作感や耐久性がやや軽くなってしまっており、かつ操作におけるメインコマンドダイヤルの依存度が高くなるため壊れないか心配になる。

Zfcは従来のニコン機通り本体背面下部に+-ボタンが配置されており、これで撮影モード中のフォーカス拡大を行う方式のため、メインコマンドダイヤルの操作感や耐久性はしっかりしており、操作における依存度も分散されている。

高感度撮影について

これはISO感度の数値だけ見るとZfcの方が高いが、X-T4にはそれを補う強力な手振れ補正があるためなかなか甲乙付け難く、アプローチがかなり違う。

結論としては、どちらのカメラもISO3200程度までならほぼ問題なく使用でき、ISO6400程度も状況によって許容範囲内となる。F値の明るい単焦点レンズを使えばかなり薄暗い夜景でも手持ち撮影できるレベルの性能はある。

  X-T4 Zfc
常用ISO感度 12800 51200
手振れ補正 5軸6.5段 なし
ダイナミックレンジの補完 HDRモード D-ライティング

 

これはともに同じレンズ(Ai Nikkor 50mm F1.8)で撮ったもの。1/50秒 ISO6400 F2.8で撮影している。感想としてはまあ同じくらいかなというところ。

X-T4の手振れ補正は相当強力で、画角によっては1/10秒くらいでもブレなく安定して撮れるため、一段分程度のISO感度ならひっくり返すこともできる。


ダイナミックレンジの補完については、X-T4はHDR撮影がダイヤル操作で気軽に行える。これがなかなか凄く、ある程度のシャッタースピードなら手持ちでもできるスグレモノで、黒潰れのみならず白飛びも救出できる。

ZfcはD-ライティングで黒潰れを救える。これは撮影後に任意で行うことができるニコン伝統の機能で、D200の頃から実装されている。HDR撮影も可能だがメニューから選択する方式のため、X-T4に比べるとやや手間がかかる。

ホワイトバランス

X-T4はベルビア、Zfcはビビッドの設定で撮っているが、若干X-T4の方が青みが強いかな。ここはニコン色味の方が好みかなぁ。そのうちペンタックスK-3IIIも交えて比較してみたい。

バッテリー

X-T4は7.2V×2200mAh、Zfcは7.6V×1120mAhということで、ここはX-T4の圧勝。ただしZfcが特段短いと感じることはあまりなく、必要十分。

まとめ

X-T4は機能性や拡張性が特徴のカメラといえる。まず本体側で画像処理のできる幅が広い。次にサードパーティのレンズの選択肢が多く、特に中華系レンズがソニーの次くらいに充実している。さらにドレスアップパーツが多いので着せ替えで遊ぶことができる。

ZfcはFM、FA、FEといった往年のフィルム機のデザインやフィーリングを楽しむカメラで、シンプルな操作体系や信頼性が特徴。FTZを使えばFマウント資産を流用することもできる。こちらもドレスアップパーツが多いので着せ替えも楽しめる。


見た目は似ている2台だが、触ってみると結構使い勝手が異なる。blueはZfcはマニュアルフォーカス専用機として運用しているので、X-T4はビルトロックスなどのオートフォーカスレンズで運用するつもりでいる。

複数マウント持ちは一見節操がなく無駄に見えるが、マウントアダプタや中華レンズの存在、デジカメ中古市場の拡大などによって敷居が大きく下がっているので目的やコンセプト別に揃えてみるのも面白い。機材道楽兼ねてる人はその意味でも楽しめる。

おまけ

シルバー三機揃い踏み。愉悦っ…!圧倒的愉悦…!!機材道楽ここに極まれり。

でも物持ちいい方だしこの子たちなら夜景スナップもこなせるしで多分5年は使い倒すと思う。「D800があればあと10年は戦える」は実際そうなってしまったもので。

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