今回は焦点工房のマウントアダプタを紹介。ニコンZ7にペンタックスのレンズを付けて遊んでみた。
スペック
メーカー | 焦点工房 | 絞りリング | なし |
ボディ側 | ニコンZマウント | 素材 | 真鍮 |
レンズ側 | ペンタックスKマウント | 大きさ | |
電子接点 | なし | 重量 |
ディティール
開封の儀
可愛いので今回は箱から紹介。amazonの袋を開けるとこんなちょこんとした箱に入っていた。
マウントアダプタ本体はポリプロピレン製ケース(要はタッパー)に入っていてしっかりした印象。
本体は真鍮製でズッシリしている。表面の刻印でどのメーカーのレンズとボディに対応しているのかがわかる。本品PK-NZはレンズ側:Pentax Kmount ー 本体側:Nikon Zmount となる。
焦点工房製のこのタイプのマウントアダプタではひとつ注意事項があり、絞りリングがあるレンズでないと使用できない。ペンタックスならフィルム機用のFAリミテッドレンズは使用できるが、APS-C専用のDAリミテッドレンズは使用できない。
ニコンZ7に装着
ペンタックスの名玉FA31mm F1.8を付けてみたところ。シルバーなのでツートンになる。
ツートンはチグハグであまり好きではないのだが、この組み合わせは玄人っぽくてアリかも。
マウントアダプタ≒マニュアルフォーカスなのでロマンや好き者の世界となるのだが、各メーカーの有名レンズやライカMマウントレンズなどを付けてるとちょっと通っぽく見える。
レンズについての紹介記事はコチラ↓
入手方法(2023.5)
Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなどで売っている他、家電量販店の大型店舗などでも入手可能。
ただしマウントアダプタはボディ側─レンズ側で組み合わせが無数にあるため、ネットで購入した方が楽。これはフードやフィルター、レンズキャップなどの付属品にも言える。
このレンズで撮った写真
仕事で町田方面に行ったついでに撮ったもの。日が暮れてしまい条件としては厳しいのであまり参考にならないかも…。
菅原神社
旭町の方にある神社で毎年この時期になると桜が咲く。バス停があるので町田駅まではすぐ帰れる。
1枚目は一見すると魚眼レンズのように収差が目立つように見えるが、もともとこういう地形のためで取り立てて収差が目立つわけではない。フルサイズ機用のレンズなのでこちらが本来の画角となる。
この近くにはアクアリウム専門店の「かねだい 町田店」があり、全体的に安くてコンディションもよくおすすめ。この回に出てきたエビさんもここで分けてもらった。
恩田川
ここも桜の名所なのだが、非常に美しい場所にもかかわらず屋台やライトアップなどは特にない。だがそれがいい。
すでに6時を過ぎており、時すでにお寿司というところを1/15、F1.8、ISO5000という根性設定で撮っている。いつも通りレタッチはしていない。明るい時の写真は旧ブログで載せている。
風のない日だったが、絞り開放で撮ったこともあって四隅が盛大に流れている。ここは致し方ない。
しかしフィルムカメラ時代のレンズということを考えるとかなり頑張っている方で、単純に撮影状況が悪い。F4あたりまで絞ればかなり改善する。
イタリアン「マンマパスタ」。成瀬駅と恩田川の間にあるお店でチェーン店だが美味しい。お花見がてら小腹がすいたらランチというのも一興。
まとめ
マウントアダプタはネタ装備やロマン装備っぽく見えるが、ミラーレスカメラはファインダーから露出が視覚的に確認できるため十分実用可能で、上記のような夜景スナップももちろんこなせる。
blueの場合はニコンFマウント、ニコンZマウント、ペンタックスKマウントと3つマウントがあるが、ペンタックスは魅力的なレンズが多いので流用は普通にあり。Z7はフルサイズ機なのでレンズ本来の画角で楽しめるのもいい。
関連商品
絞りリング付きマウントアダプタ
ペンタックスDA Limitedのような絞りリングのないレンズを使いたかったらこのような商品もある。
しかし絞れはするものの目盛がないため絞り値がわからないという欠点がある。blueみたく写りゃあいいんだよ!な人向け。
ライカMマウント用
これはLeica Mmount ー Nikon Zmount対応品。オールドレンズに興味のある人はひとつもっておくとよいだろう。薄型なので目立たないのもよい。
こちらはヘリコイド付きの高級版。シルバーモデルあり。
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