【レビュー】VILTROX 33mm F1.4

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カメラ

新進気鋭の中華レンズ、ビルトロックス先輩をレビュー。

スペック

焦点距離 33mm(換算50mm) レンズ構成 10枚9群
最小絞り F1.4 絞り羽根枚数 9枚
最大絞り F16 寸法 65×72mm
最短撮影距離 40cm 重量 270g
フォーマット APS-C専用 フィルター径 52mm

 

どんなレンズ?

ビルトロックス先輩の標準担当。APS-C専用のレンズで換算するとちょうど50mmの画角となる。大きさはは他のシリーズの23mm、56mmとほぼ同じ大きさ・形をしている。

鏡筒とフードはアルミ製でとても質感が高く、磁石が入っているのかフードのクリック感も素晴らしい。純正のフジノンレンズに比べても遜色がなく、ペンタックスのリミテッドレンズ感がある。

通常ラインナップではブラックとシルバーを展開している。先に入手した23mmがシルバーだったのでこの33mmはブラックを入手してみた。

※兄弟レンズとなるViltrox 23mm F1.4のレビューはコチラ

FUJIFILM X-T4に装着

サイズ感は23mmと同等でフードも同じ花形なので見分けがつきにくい。

というわけでブラックにしてみたのだが、こちらもなかなか似合う。レンズ鏡胴の質感の良さやビルドクオリティは良好で純正のフジノンレンズと比べても引けを取らない。

入手方法

家電量販店では取り扱いが少ないのでネットショップが主な入手方法となる。若干手間がかかってとっつきにくいがPeagear公式が確実。

中古在庫もそれなりに見かけるが中には旧式も混じっているようだ。どう違うのかはよくわからない。またカラーはブラックが多数でシルバーは少なめ。

このレンズで撮った写真

馬車道

関内大通りを一本入ったところにある歓楽街。伊勢佐木町からJR根岸線のガードをくぐった向こう側といえばわかりやすいだろうか。

昔blueがバイトしていた古巣の場所だが、さらに大昔は「横浜東宝会館」という映画館があった。ワーポーとかブルク13とかできる前はみんなここで映画を見ていて、blueも幼い頃ここに連れて行ったもらった。

なおこの場所は今は「リッジモンドホテル」になっている。

このレンズでまず思ったことは抜けの良さだ。解像度もさることながら、光の分解能が高くクリアな描写をする。NIKKOR Z 24-70mm f4 Sとか、HD PENTAX-DA 40mm F2.8などのコーティングの新しいレンズに似た感触だ。

X-T4のフィルムシミュレーションは「ベルビア」(いわゆるビビッド)で撮っているが、黄色が結構強く出るようだ。コントラストも強めに出るので、スッキリとした夜景が撮れる。


X-T4はノイズが少なく諧調豊かなカメラだが、その長所と噛み合ったレンズといえる。古いカメラやレンズだともうちょっと眠かったり、白飛びしたり、黒潰れした場所にノイズが飛びそうなものだが、色味が損なわれていない。


関内大通りを渡って太田町方面へ。三枚目のおしゃれなお店は「カサ・デ・フジモリ」というスペイン料理屋さん。ここのパエージャ(パエリア)はおいしい。


関内や伊勢佐木長者町界隈はこのような古いビルが散見され、東南アジアチックなちょっと怪しい雰囲気がある。最近は建て替えが進んで段々姿を消してきたが、「昭和のヨコハマ」の面影を感じるとつい追いかけてしまう。


ここはインドカレーの名店「ハマラジャ」があった場所。2020年頃に閉店してから閉まっていたところ、本日訪れたら別のテナントに代わっていた。ここが閉店してインドカレー難民になってしまった人は結構多いと思われる。

近傍に「Herbal Spice Kitchen」なるお店があるらしく、ここもおいしいらしい。今度開拓してみようかな。


弁天通り、大田町、相生町、常磐町あたりのこの界隈は歓楽街であるものの、サラリーマンの街でもあるため、多くの会社が閉まっている日曜日にはやっていないお店が多い。

それはコンビニとて例外ではなく、このお店は路面店でありながら日曜日は17:00で閉店してしまう。思い切った省エネ営業だが、向かいにはローソンがあるため問題はない。

この写真も1枚目と2枚目で迷っていて1枚目の方が好きな写真だ。「余白に暗闇を使う」写真が最近自分の中でのマイブームでもあり。

本町三丁目

栄本町線の交差点を渡ると本浜町や海岸通りへとたどり着く。奥にそびえたっているのは「ザ・タワー横浜北仲」というタワーマンション(億ション)で今までの記事でも何回か写っている。今から9年前は更地だったのでまだ新しい。

何気によく撮れている一枚で、三脚で撮ったといえば騙されてしまいそうな写りをする。このレンズのポテンシャルの高さが伺い知れる。


やはりクリアでヌケのいい描写が続く。このレンズは歪曲収差の少なさも特徴で、正面構図が多い今回の作例でもうまくはまっている場面が多い。

ただし素で収差が少ないのかレンズが自動補正しているのかはわからない。jpg撮って出しで使う分にはとりあえず問題はない。


横浜ランドマークタワー。このブログでも度々登場することが多いが、実はそのほとんどが手持ち撮影で撮っており、三脚で撮った写真を掲載したことがまだ一度もない。もちろんこれも手持ち。

最近のカメラの高感度耐性の高さと、F1.4レンズの明るさには脱帽せざるを得ない。

まとめ

中華レンズだが、オールドレンズ然としたTTArtisanとはまたベクトルが異なり、現代的な性能を持ったレンズ。最近のレンズの特徴でもあるが、何も考えずとも見たまま普通に撮れてしまうので不満に感じる部分があまりない。

レビュー記事などでは、よく「価格を考えれば…」とか「純正ほどではないものの」といった但し書きが付くことがあるが、ぶっちゃけこれ単体で勝負レンズを張れるレベルがある。少なくとも夜景スナップで困るところはあまりない。


尖ったところがないので初心者でも扱いやすいが、その一方究極的な意味で完全に使いこなすのが難しいレンズともいえる。はじめに23mmを入手してレビュー記事を書こうにも優等生なあまり書くことがなくて困ったほどで、極めんとすると奥が深そうだ。

このまま夜の公園をもう少し散策してみることに。後半に続く。

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