【レビュー】STEELDIVE SD1954

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中華時計

スペック

年代 2021年頃? ムーブメント 自動巻き NH38A
型番 不明 精度 +30秒程度
直径 42mm 風防 サファイアガラス
厚さ 12mm 防水 30気圧防水
ラグ幅 20mm おすすめ度 ★★★★★(5.0!)
機能 なし 備考 傑作!

どんな時計?

R社潜水艦をモデルにしたダイバースウォッチである。STEELDIVEはADDIESDIVEと同様、独自のアレンジを入れるタイプのオマージュウォッチであるが、SD1954はSD1953のバリエーションといったところ。

防水性は他のオマージュよりも一段優れており30気圧防水を確保している。他のメーカーと大きな違いがあるようには見えないが一体なぜだろう。信用するべきかは判断は分かれるところ。日常生活用強化防水(10気圧程度)と見た方が無難かも。

ディティール

ダイヤル

このSD1954はSD1953と若干の仕様の違いがある。SD1954はいくつかダイヤルのバリエーションがあり、イラストやブランドロゴが入っていたりする。このバージョンはmarineと書いてあるダブルネームモデル。某ハイヒールメーカーとのコラボモデルが元ネタと思われる。

このモデルの特徴はノンデイトであること。日付を使わない人にとっては便利である。ムーブメント自体がデイトのないタイプなのでリューズ操作も一段しかないため簡単で壊れにくい。またインデックスも銀色の縁がないタイプに変更されている。

ベゼルはセラミックベゼルであるが12時位置のビーズがない。ガラスはフラットサファイアであるが、両面無反射コーティングが付いており非常に見やすい。デイトがないので当然サイクロプスレンズもない。

ブレス

ADDIESDIVEに使われているものとほぼ同一のブレス。こちらはコンビではなくすべてヘアライン仕上げとなっている。こちらの方が小傷が目立たないので個人的には好みである。コマの接続は割ピンとなっており、作りはそこそこであるが特に不満もない出来である。

ケースバック

ジムスナイパー先輩こんにちわ。

夜光

STEELDIVEの夜光性能は調べても判然としない。ネット画像ではベゼルがブルーグリーン、ダイヤルがスーパーブルーのツートンだったりもして、情報に少しばらつきがある。ロットによって仕様が違うのかもしれない。色々な可能性はあるものの結局は入手して手に取る以外に正解はわからない。

そんなわけでSD1954をお試しで購入してみたところ、発光色はブルーグリーンだと分かった。正直ギャンブルだったが、この明るさに大満足だったため、ヤフオクメルカリで安く出品されていたSD1953を追加購入したという経緯である。

blueが所持するSteeldiveの時計はすべてブルーグリーンであるため、STEELDIVEはこの仕様に落ち着いたものと思われる。

入手方法

アリエク

(※画像から商品ページへ飛べます)

アリエクで入手可能。デザインがいくつかあるが今回紹介したモデルはそのひとつとなる。デザインはタブで選択することで選べる仕様なので間違えないように。

Amazonなど

Amazon、楽天、Yahoo!などネットショップで入手可能。このモデルは少し供給が細いのでアリエクの方がいいかもしれない。

まとめ

この時計の気に入っているところはノンデイトであること。時計を週替わりでとっかえひっかえしている私にとってはこの方が都合がよく、必然的に出番が多くなる。無反射コーティングで視認性に優れ、夜光も明るく、水にも強くラフに扱えるのは便利。コストパフォーマンスも相まって満足度が高い。

STEELDIVEは手堅くまとまっているオマージュメーカーだと思う。力を入れるべきところは入れて、妥協するところは妥協するという形で仕様の割り切りが上手く、コストを抑えながら品質を保ちつつ実用性を高めているのは好感が持てる。

SD1953(左) SD1954(右)

兄弟機SD1953と。針が回っちゃってますが…。汗

デイト機能の有無の他、実はダイヤルの縁取りの有無が違う。このSD1954はSTEELDIVEで初めて買ったモデルだが、後でSD1953は安く売られているのを見て、よせばいいのに飛びついてしまった。中華時計はちょっと油断すると自己増殖していくから困る。

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