スペック
ブランド | ポルシェ(Porsche) | メーカー | シュコー(Schuco) |
車種 | ケイマン | スケール | 1/18 |
世代 | 981(2代目モデル) | カラー | ブラック |
年代 | 2012年~2016年 | 寸法 | 長さ24.7×幅9.8×高さ6.8(実寸) |
おすすめ度 | ★★★★★(5.0!) | 重量 | 924g(実寸) |
どんなモデル?
ポルシェケイマンの2代目をシュコーが1/18スケールでモデルアップ。旧ブログでも一度紹介したモデルとなる。ケイマンの名の由来はアリゲーター(ワニ)による。
ケイマンはオープンカーであるボクスターから派生したモデルとなる。2ドアクーペということで911の弟分とか、エントリーモデルという印象を持たれがちだが、MR(ミッドシップ)駆動であり、軽快な走り心地やしなやかな足回りを持ち味ととしており、その設計思想は911と大きく異なる。
ディティール
全体像
私blueのような一般ピープル目線だとただの「ポルシェ」(もちろん911のことを言っている)であるが、こうしてミニカーとして手に取って眺めてみると大分異なることがわかる。
911に比べるとまずシート部分が911よりも短い。ウィンドウの前後幅を比較してみるとショートになっている。一方で、リア部分の長さやボリュームが減っておりややスマートになっている。
これらはRRの911と、MRのケイマンのジオメトリの違いを反映された結果であるが、総じてケイマンの方がアグレッシブで軽快な印象を受ける。
フロントビュー
911よりも少し攻撃的な顔つきをしている。色のせいかもしれないが。
ブラック一色であるが、これはメタリックブラックにクリアーを重ねて研ぎ出しされた非常に手間のかかったもので、ラメの輝きと深い艶感が素晴らしく、ダークシルバーのホイールとの相性も抜群である。妖車感が出ていてすごくいい。
リアビュー
いつものポルシェらしいシルエットであるが、安産型の911に比べると、形のいいヒップといった感じである。スマートで洗練されたと捉えるか、セクシーさ半減で残念と捉えるかは人それぞれ。これはこれでありだと思うが、けどちょっと普通な感じもするかも。
その他
ボンネットダンパーにキュンとする。
開閉に応じて実際に伸縮するのが素晴らしい。
このモデルで好きなところ
それはフロントフード(ボンネット)に誂えられたポルシェエンブレム。ミニチャンプスやノレブのものとは違い、金属製のパーツを埋め込まれている。この上からクリアーが塗られており、まるで七宝のような質感をたたえる。
まとめ
このミニカーは70台を超える手持ちの中でも最高に近い品質を誇る。ミニチャンプスと互角かそれ以上のビルドアップクオリティに、クーペで900gを超える重量感を兼ね備え、丁寧に表面処理されたメタリックブラック塗装は漆塗りのような光沢を放ち、もはや工芸品というレベルに仕上がっている。
シュコーのミニカーはこの1台しかもっていないので、このモデルが出色なのか、シュコー自体がデフォルトでこの品質なのかはわからない。何台か欲しいところだが、自宅のミニカー駐車場(棚)はすでに満車になっているのでなんとも歯がゆい。うーんでもやっぱり気になる!欲しい!
おまけ。旧ブログに載せていたワンカットであるが、今回撮った時はこのアングルが思いつかず、非常に悔しい。カメラは常に撮っていないと感性が鈍ってしまうのだ。
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