【比較記事】Nikon Z7 vs Nikon Zfc

※ 当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。
▶カメラ

今回は積み記事消化回。港区男子を満喫しながらZマウント機を撮り比べする。

Z7とZfc 今更ながら撮り比べ

 Zマウント機のZ7とZfcを撮り比べたらどうなるのか。前からやってみたかった企画になる。Z7は2018年発売のカメラだが、基本スペックがD850に近いこともあって完成度されている。キットレンズのNIKKOR 24-70 F4Sの描写性能も高い。

一方のZfcは画素数2088万と低画素機ゆえに高感度撮影に強く、一方で低画素はニコンらしい破綻の少ない絵が得られる。またキットレンズのNIKKOR Z DX 16-50mm f3.5-6.3がこれまたよく映り、大判焼きレンズとはとても思えない写りをする。

焦点距離はほぼ同じなのでせっかくなので撮り比べを行ってみることにした。センサーサイズのフォーマットこそ異なるものの、どちらもよく映るので試したくなってみるというもの。

撮影機材

 ニコンZ7にNIKKOR 24-70 F4Sを装着。このままレンズキットとして販売されていた組み合わせになる。キットレンズでかつF4という明るさもあり軽く見られがちだが、Sの名を付けるだけあってよく映る。そろそろ8年落ちだが静止画撮る分には全く問題ない。

スペック上の上位互換にNIKKOR 24-70 F2.8S NIKKOR 24-120 F4Sというレンズがあるのだが、正直このレンズで不満点は少ない。そして玉数が多く乗り換えた人も多いということで中古価格がこなれており、入手しやすいという魅力がある。




 こちらはニコンZfcにNIKKOR Z DX 16-50mm f3.5-6.3を装着。これまたキットレンズで本体色に合わせたシルバーになっているのがポイント。F値が可変でかつテレ端F6.3と暗いが、日中撮影なら特に問題がなく、かつ写りも良好。

これもNIKKOR Z DX 16-50mm f2.8 VRという上位互換レンズがあって、ボディ内手振れ補正のないZfcやZ50,Z50IIの機能を補完してくれる優れものだ。これをZ50IIに合わせるとジュニアZ8みたいな感じになって可愛い。

だがZfcはやっぱりパンケーキや大判焼きレンズと合わせたいか。もしF2.8 VRと合わせるなら、本体色にブラックを選び、L字グリップとサムグリップを追加すれば一応ソレっぽい見た目にはなると思う。


このカメラで撮った写真

 今回の撮影は12月頃に東京タワー周辺で行ったものになる。撮り比べて企画と銘打っておいて実は最初に謝りたいことが‥‥。このZ7とZfc、なんと露出設定が完全に同じではない。ホワイトバランスとISOが微妙に違っているのだ。撮り比べとしては痛恨のミスである。

Z7のホワイトバランスは4600くらいになっていることが発覚し若干青みが勝っている。一方でZfcは気付いたらISO160くらいで撮影していたことが判明していて、若干露出が明るいかもしれない。撮っているうちにいつ設定が変わったのかは覚えていない(あのさぁ‥‥)

そんなわけで厳密な比較にはなっていないのですが、まあ雰囲気ということで。再走は勘弁してください(土下座)

ポイント1 東京タワー

Z7①

 今回は東京タワーから撮影をした。タワーの上半分の明るい部分は割と諧調を保っているように見える。また下半分についてもエレベーターシャフトの部分は諧調を保っているようだ。

ピクチャーコントロールはスタンダードで撮っているが、色味についても若干ナチュラル寄りでレタッチを前提にしてるかなと思う部分はある。

Zfc①

 Zfcはタワーの上半分が若干白飛びしているように見える。単純に露出の差かもしれないが、諧調性の違いは何となくわかるような気がしないでもない。下半分のエレベーターシャフト部分は完全に露出が違っていると思う(すみません)

これもピクチャーコントロールはスタンダードで撮っているが、若干彩度が高めな雰囲気は感じる。jpg撮って出しならこちらの方がパンチが効いてるかも。

ポイント2 芝公園~慶応大学前

Z7②

 芝公園を出て南に向かって歩いて国道1号線に出て、首都高速C1の交差する赤羽橋を渡って慶應義塾大学正門前まで歩いたコースとなる。このアングルだと東京タワーをまっすぐ遠景に入れることができる。

いくつか似たようなアングルで撮れるポイントはあり、同じ国道1号線なら虎ノ門方面に北上するポイントや、六本木交差点を南東に向かって歩いて県道319号線のポイントがあるが、個人的にはこの赤羽橋~慶応三田キャンパス間のポイントが好きだ。

どれもF8で撮っていることもあって解像度が高い。ナトリウムランプなど光源を直接入れてしまっている構図になるが、フレアやゴーストは発生せず逆光耐性の高さを伺わせる。

Zfc②

 続いてZfcなのだがほぼZ7と遜色のない絵が撮れてしまう。これには驚いた。こちらは絞り値が低いF3.5~6.3なのだが、F8まで絞るとこんな感じに写る。写真を仕分けていてどっちで撮ったものなのかわからなくなるほどだ。

ただし差はやはりあって、最後の慶応正門前の左右のレンガの壁を見るとZ7の方が解像しているかなという雰囲気は感じる。ただこれもよく見ないとわからない。ナナメってるのは私のせい(ごめん)

ポイント3 明治学院前~高輪警察署

Z7③

 慶応三田キャンパスから桜田通り(国道1号線)に入り、白金高輪駅まで歩くと都道415号線と合流する。そこからさらに南下すると明治学院大学の白金キャンパスがある。

明治学院はローマ字で知られるヘボン氏が建てた大学で、生麦事件で薩摩藩士に襲撃されたイギリス人を治療したというエピソードもある。ミッション系の大学なので、クリスマスのライトアップはなかなか気合が入っている。


この明治学院前の交差点を左折すると桂坂でそこには高輪警察署と消防署出張所がある。この出張所はなかなか趣深い。桂坂を下りると国道15号線に出て近傍には高輪ゲートウェイ駅がある。

なお国道1号線をそのまま南下すると都営浅草線高輪台駅があり、坂を下ると五反田駅だ。さらに南下すると第二京浜道路で、戸越・中延・馬込・西馬込という並びだ。都営浅草線はここで終わってしまっているのが若干不便だ。池上駅まで繋げてくれるとグッと使い易いのだが。。

Zfc③

 こちらはZfcで撮った写真。明学のキャンパスはあまり遜色がない。左下の高輪消防署と、ニュウマン高輪は車の往来で光量がそもそも同じではないため、あまり当てにならないかもしれない。

ちなみに明学のツリーは期間限定で、毎年クリスマスシーズンが終わると忽然と姿を消してしまう。そしてまた次のクリスマスが近づいてくると何事もなかったかのように復活していて、ライトアップされている。実はウソッキーなのかもしれない。

ポイント4 高輪ゲートウェイ駅

Z7④

 第一京浜(国道15線)に出て高輪ゲートウェイ駅へ。噴水と同時に大仰なオーケストラBGMが流れていて耳に残る。これは山手線の停車BGMにもなっていて何回も流れるので、呼び込み君を聞かされている心境になってしまった。

このカットだと左下の写真かな。天井の目地がこちらはくっきりと写っている。

Zfc④

 同じくZfcで高輪ゲートウェイ駅を。左下の写真を見ると天井の目地が若干薄いかなという感じがする。傾向としては東京タワーの鉄骨や、慶応正門の左右のレンガと同じで、細部のディティールの描写力はZ7の方が若干優れているようだ。

ただこれが本体(センサー)の性能差によるものなのか、レンズの性能差によるものなのかまではわからない。両方なのかもしれない。いずれ同一レンズでテストしてみようかな。

おまけ

 そんなわけでラーメン二郎本店。慶応のキャンパス前を曲がって桜田通り沿いにある。なんか2000年代後半くらいから流行り出した気がする。あっさりした非乳化スープ、キレのある醤油、食べ応えの抜群の煮豚とまさに二郎の原点にして頂点といえる存在だ。

せっかくなので寄ってみたのだが夜の部終わってた‥‥。三脚撮影ゆえに致し方なし。



 こちらは高輪ゲートウェイ駅の中の写真。なかなかゴージャスな雰囲気で東急田園都市線のたまプラーザ駅とか、小田急唐木田線の各駅に雰囲気は似ているかもしれない。

唯一の弱点はやはり名前だろう。普通に「芝浦駅」とか「高輪駅」じゃダメだったんだろうか。これ公募で決まる手はずだったのだが、割と普通なネーミングが上位にあった気がする。ところが偉い人の肝入りでコレになったらしい。

「芝浜駅」とかダメかぁ。これ落語の演目にもなってるし、普通に良い話なんでこれにすればよかったのに‥‥。東京テレポートとか天王洲アイルとか横文字系の駅に揃えたかったんだろうか。

まとめ

 今回はZ7とZfcの比較をしてみた。フルサイズとAPS-Cフォーマットでどの程度違うのかという比較になるのだが、Zfcは割とすごいことがわかった。この通り三脚撮影として用いた場合、フルサイズ機の比肩する性能を得られるようだ。

フルサイズの24-70mm F4sはこれまで自分が撮ったなんちゃってレビューでも、またもっと詳しいサイトのレビューでも大方高評価を得ているレンズになる。一方のプラマウントのキットレンズなのだが、ここまで写ってくれるなら大健闘だろう。


夜景スナップで撮る場合は、カメラ本体の高感度ノイズ耐性の違いはもちろんあるし、有効画素数による絵の大きさの違いはある。そしてレンズ本体の開放F値の違いがあるし、そもそも片やF4通し片F6.3と暗いレンズなのでこれ自体が夜景スナップ向きのレンズではない。

だから夜間のナイトスナップ撮影で用いるとまた差が出るのは事実なのだが、昼間時間帯の撮影や、三脚撮影では思ったよりも差が出ないのではないかと思う。


コメント

タイトルとURLをコピーしました