自由が丘とは自由に酒が飲み歩ける丘のことである。
撮影機材
富士フイルムS5 Proにシグマ 35mm F1.4 HSM Artの組み合わせ。
ニコンD200で撮影するときに多用するレンズで、APS-C換算52.5mmとなるためほぼ標準レンズとして使用できる。中心の解像度に優れるレンズで、センサーサイズの関係で周辺画質や光量落ちもデメリットになりづらく、性能的に噛み合っているため使いやすい。
S5 Proは本体(ハードウェア部分)がほぼD200そのままなので、やはりベストマッチの組み合わせとなる。ニコン純正と異なり全身真っ黒なのでより精悍なイメージとなる。
このカメラで撮った写真
自由が丘駅
東急東横線自由が丘駅。言わずと知れたカフェ・スイーツの激戦地だ。筆者のようなボッチには普段用が無い街……と思いきや、乗り換えに便利なので意外と訪れることが多い。
東急沿線はオサレ駅が多すぎてズルい。渋谷─代官山─中目黒─学芸大学─自由が丘─新丸子─武蔵小杉は強すぎてちょっとメジャーリーガー感ある。田園都市線の三軒茶屋・用賀・二子玉川と目黒線の武蔵小山も強い。これに対抗できるのは阪急京都本線・阪急神戸線くらいだろう。
JR京浜東北線沿線の大森─蒲田─川崎─鶴見─新子安─東神奈川のザ・遷移地帯という街並みも別の意味で凄いが。ただ蒲田川崎鶴見は言われているほど……だったりする。千葉県のマッドシティこと松戸が意外と住みやすいのと同じだ。
メープル通り
自由が丘東口のメープル通り・カトレア通り・出会いの道は雰囲気の良い石畳になっていて散策にもってこい。カフェやレストランも多く雰囲気的には横浜の元町の裏道(クラフトマンシップストリート)にも少し似ている。
このくらいの明るさだとISO200~400程度で撮影できるためS5 Proでもナイトスナップができる。
S5 Proの名目画素数は1234画素数だが、前述の通り実質的にはだいたい860万画素くらいになる(ややこしい)1000万を切ってしまうとさすがに小さくね?と思いきや、ブログ用途だとこれでも十分だったりする。
そしてS5 Proの画像はS画素とR画素の二層の情報量を記憶するためか、実はD200の画像よりもファイルサイズが大きく、実際それなりの解像感がある。このブログにアップした画像は縮率55%でリサイズしているが、掲載用としては十分すぎるし印刷する場合も四つ切くらいなら問題ない。
え、クロップできない?? クロップなんぞ使ってんじゃねえ!!!(バルバトス)
サンモア通り
物凄く雰囲気のいいイタリアン。こういうお店は旨いと相場は決まっている。
たらこスパゲッティが絶品のお店で、芸能人も足を運ぶ名店。2枚目のお勝手口の感じは物凄く惹かれるものがある。
白山眼鏡店
白山眼鏡店。白山と書いて(はくさん)と読む。上野アメ横に本店があり、都内では渋谷と吉祥寺にもお店がある。横浜川崎方面からはこの自由が丘店が一番近い。
金子眼鏡店、白山眼鏡店、フォーナインズはメガネ界隈ではブランドだ。これらはクラシック系のセルフレームに定評がある。一方のイケイケお兄さん系フレームはジャポニズムとかマサキマツシマ、SPIVYなどガッシリしたチタンフレームが魅力的。
チー牛を卒業したい人はダン〇ップからここのメガネに買い替えるとオサレメガネにクラスチェンジできる。「おれはチー牛をやめるぞ!!ジョジョーーーッ!!」
ジョンレノンフレーム(いわゆる丸メガネ)が似合う人がうらやましい。普通の人がかけるとのび太くんかスゲー怪しい人のどっちかにしかならないという。度付きサングラスで一着持っているけど普通のメガネだと敷居がなかなか高い…。
広小路一番街
自由が丘で一番イカスゾーン。このバス停の感じドストライクに好き。このまったく家に帰す感じがなさそうな雰囲気は好感が持てる。イイゾーコレ。
バス停から横丁に入った一角は仲見世になっている。さすがは大田区東の雄、自由が丘だけあって仲見世なのにオシャレ。蒲田とは違うのだよ!蒲田とは!
ここも三軒茶屋と同様にFF7のウォールマーケットっぽい雰囲気がある。こういう無国籍っぽい繁華街は好き。武蔵小杉と違ってガラの悪い輩風の呼び込みも少ないのも良き。
おまけ
カメラ屋さんがある。自由が丘には外国人観光客も良く来るので、覗いている人もチラホラ見る。
が、正直言ってお高い……。これがウワサのインバウンド価格ってやつか。キタムラは最近ちょっとお高いんだよな。コロナ終わってから価格設定が強気になってきている気がするぞ。
……と思いきや、川崎モアーズのキタムラでこの前PENTAX K-1 リミテッドシルバーが税込み17万くらいで売っているのを見て思わず傾きかけた。K-3IIIがあるので踏みとどまったが。あのお店は品揃えがいいのでたまに覗きたくなる。
まとめ
自由が丘の話や茶番の話が多くて、カメラの話をしていなかったのでここで一言。
D200と同じく古き良きイチデジといった雰囲気のカメラだ。ISOを上げなければ画質としてはCCD機ならではの没入感のある写真が撮れる。サイズに関してもブログ用途なら問題ない。
今回はシグマのArtレンズを取っているが、本機はAPS-C機なので周辺画質低下や光量落ちの影響が少ない。一方でF1.4から使えてシャッタースピードも稼げるため性能が見事に噛み合っており、カメラスペック以上に健闘していると感じる。
D200との違いだが、撮影フィーリングがD200とほぼ同じであるため、実はあまりわかっていない。だが、D200ならもう少し赤く写っているかなとか、ダイナミックレンジが狭いだろうなとか、思うところはある感じ。
もう少し検証しながら自由が丘西口へと移る。次回に続く。
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