オマケ記事。夜桜がいい感じに撮れたのでちょっと紹介。
アクセス
大岡川は見どころが大まかに二カ所あり、中区エリア(日ノ出町駅~黄金町駅の区間)と、南区エリア(井土ヶ谷駅~弘明寺駅の区間)がオススメとなる。今回歩いたのは中区エリアとなる。
以前は南太田~井土ヶ谷の区間も見れて、特にY校前(横浜商業高校前)のあたりは非常に美しかったのだが、現在は伐採されてジンダイアケボノに替えられてしまっている。見ごろになるまではもう10年くらいはかかるかな?
撮影機材
カメラはFujifilm X-T4、レンズはViltrox 23mm F1.4、56mm F1.4を。それぞれAPS-C換算で35mm、85mm相当となる。シーンに応じて交換している。
大岡川桜まつり
この大岡川では屋台の出店やライトアップを行う期間がある。大岡川桜まつり(中区エリア)、みなみ桜まつり(南区エリア)がそれにあたる。
ただし契約期間の関係からか開催時期があらかじめ決まっているらしく、今年のように開花時期がずれてしまうとライトアップや屋台が撤収してしまうことがある。屋台はともかく、ライトアップが撤収してしまうと肝心の夜桜が見られなくなってしまう。
しかし大岡川にはいい感じに常設照明が当たっているポイントがいくつかあり、そこを利用すると夜桜を楽しむことができる。常設なので時期は関係なく時間すらも関係ない。今回はそのポイントを紹介。
撮影機材
カメラはFujifilm X-T4、レンズはViltrox 23mm F1.4、56mm F1.4を。それぞれAPS-C換算で35mm、85mm相当となる。シーンに応じて交換している。
ゲーミングソメイヨシノ
常設照明を利用して夜桜を撮影してみた図。名付けてゲーミングソメイヨシノ。撮り方としては新緑や紅葉などと同じで、桜の後方に光源(照明器具)を置き、逆光構図から取るとこんな感じになる。
今回は電球色で心地よい色合いが桜の柔らかな雰囲気にマッチしていたため、暖色を活かす方向で撮っているが、後ろに置く照明の色味に応じて、味付けやホワイトバランスを変えるとよい。
23mmで撮るとこんな感じ。引き構図となることで輪郭がわかりやすくなった。
ビルトロックスの場合、絞り開放F1.4だと背景がボケ過ぎたり、偽色(グリーンフリンジ)が出たりするので、F2かF2.8くらいに少し絞って加減している。
末吉橋(大岡川)
今回のゲーミングヨシノを撮ったのは大岡川の末吉橋となる。アクセスとしては京浜急行線 黄金町駅から歩いて1本目の橋となる。2007年に建替えが行われた割と新しい橋で、四隅にある大きな照明器具が特徴的な橋だ。
この橋の照明は暖色系統で、しかも桜の木に近いためこうした撮影を行うのに都合が良い。常設照明なので桜さえ咲いていれば24時間いつでも撮れるのもいい。
ちなみに夜桜を順光で撮るとこんな感じになる。これもキレイだけど、筆者は逆光から透かしで撮った方が好きかも。
クラシッククローム
今回のシチュエーションではフィルムシミュレーション「クラシッククローム」で撮影している。左のベルビアに比べるとイエローが弱い分ソフトな印象になり、夜景も上品な仕上がりになる。
富士フイルム機 フィルムシミュレーション四種類の比較。みな似たような薄味の設定となるが実は個性があり、「シネマ」がコントラスト弱め、「クラシッククローム」が赤み強め、「クラシックネガ」がコントラスト強めとなるようだ。
実は今の今までイマイチわかっていなかったのだが、こうして取り比べてみると違いを実感する。
このシーンだとベルビアは一番合わない。昔のデジカメで、ニコンD200が花撮りや人物撮影には向かないと言われたのもこの傾向があるからで、スタジオカメラマンからは敬遠される傾向にあった。
ニコンD200のボディにフジフィルム製のセンサーとソフトウェア・ファームウェアをインストールしたS5 Proというモデルがあり、花撮りや人物撮影にはコチラが用いられることが多かった。このX-T4もそのDNAを受け継ぐ遠い子孫というわけで、こうしたシチュエーションは得意なのがわかる。
一方のブリーチバイアス(銀残し)だとなんだか闇属性っぽい雰囲気になる。これはこれでアリな気もするが、メインの色ではないかな。
日ノ出町
日ノ出町駅近くのエリア、旭橋~日の出橋のあたりも夜桜を楽しめる。旭橋からみて左手のエリアは常設の投光器が設置されていて年中明るいため、おかげで開花シーズンが外れても夜桜を楽しめるようになっている。
屋台や提灯なども出ておらずイベントというわけではないのだが、この投光器は相当に明るく、スマホでも綺麗な夜桜が撮れる。日ノ出町駅の交差点を渡ってすぐに来れる上、目黒川のように物凄く混むわけでもないので一種の穴場スポットといえる。
この季節は屋形船が往来するので待っているとシャッターチャンスがやってくる。あまり川幅が広くないのに器用に回頭するのは感心したが、船の名前が正露丸に空見してしまいちょっと笑ってしまった。
まとめ
桜を見物する場合、平日は大抵予定があるので夜桜を見られるスポットは思いの外限定されやすく、往々にして混む場合が多い。目黒川などはその典型で、東急東横線 中目黒駅から行くと改札を出ることすら躊躇するレベルで混んでいることもある。
この点横浜の大岡川はシーズン中は提灯や屋台も出店するし、アクセスも然程悪くない割にそこまで混むこともない。そして常設照明のあるスポットがあるので夜桜についてはいつでも見られる。夜桜を撮りたくなったらとりあえず覚えておくと便利かも。
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