最近お気に入りのBerny watchより。全面夜光にエンハンスされた鉄道時計。
スペック
年代 | 2023年頃 | ムーブメント | ミヨタ 8215 |
型番 | AM138M-L | 精度 | +30秒程度 |
直径 | 40mm | 風防 | サファイアガラス |
厚さ | 12mm | 防水 | 5気圧防水 |
ラグ幅 | 22mm | おすすめ度 | ★★★★(4.0) |
機能 | デイト | 備考 | 全面夜光(Full Lume) |
どんなモデル?
最近筆者が注目しているBerny watchのモデル。このメーカーはファッションウォッチからダイバースウォッチまで割と手広くブランド展開していて、このモデルはヨーロッパの鉄道時計で知られる某M社のオマージュモデルとなる。
以前紹介したのはブラックルミノバの全面夜光という超変化球だったが、こちらはオーソドックスな全面夜光モデルとなる。全面夜光の時点ですでに魔改造なのだが、もはやそこにはツッコむまい。
ディティール
ダイヤル
見ての通りM社の鉄道時計そっくりなバウハウス的なデザインとなっている。オリジナルはホワイト文字盤にブラックの自身と分針、レッドの秒針といったカラーリングでシンプルかつカジュアルな印象だったが、こちらはルミノバらしいライムグリーンになっている。
このモデルはBernyロゴのないノーロゴタイプのものでちょっとだけ珍しい。
ケースバック
裏蓋はシースルーバックになっておりミヨタムーブを鑑賞することができる。この時計はメッシュブレスなので鑑賞しやすい。防水性能も5気圧防水と日常使用には十分だ。非ねじ込みリューズなので普段使いもしやすい。
このモデルはなぜか刻印がない。ノーロゴタイプということで敢えて打刻していないのかもしれない。
ブレスレット
ブレスレットはメッシュタイプとなっていてなかなか肉厚でしっかりしたものが付いてくる。SPINNAKER デュマに比べると及第点といった感じだが価格帯考えるとなかなかよくできている。
なおこのブレスは別売もされている(下記参照)。カラーもシルバー、ゴールド、ブラック、ブルー、レインボーなど複数選べる上、リーズナブルなのが嬉しい。他方で通常のブレスレットやレザーバンドに変えてしまう方法もある。色々遊べるので意外と飽きがこない。
夜光(Full Lume)
こちらはいつも通りのC3グリーンのルミノバとなる。先に紹介したブラックルミノバと違って面白みはないが安定感がある仕上がりで、塗りムラもなく綺麗にまとまっている。
輝度や残光性については不満はない。とはいえ価格帯を考えると「不満がない」という時点で既に素晴らしいことなのだが。「グリーン」のルミノバを使ったまともな全面夜光時計は意外にも珍しく、何気にスキマとなっている仕様になる。
サンマーティンやクロノスウォッチなど、ちょっといいブランドはBGW9のブルーグリーンのルミノバになるので、探すと意外となかったりする。その点このBernyとBligerについてはまともな時計なので比較的オススメできる。
AM158MS-Aとの比較
兄弟機種(BGW9版)と比較。これらモデルはカラーバリエーションということになるのだが、使われているルミノバが異なるので夜光のタイプは異なる。
王道のグリーン、ハイパワーのブルーとキャラも立っている。なおブルーについてはコチラの記事で紹介している。
入手方法(アリエク)
(※画像から商品ページへ飛べます)
全面夜光時計としては抜群のコストパフォーマンスを誇る。パガーニデザインと同じくらいか、それよりも安い価格帯なのでとりあえずオーソドックスな全面夜光時計が欲しければあり。ミヨタムーブだが安定はしている。
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上記の通りこのモデルはいくつかのカラーバリエーションを展開してしており、うちライム、イエロー、ブラックが全面夜光モデルとなっている。2024.11現在、ライム(BGW9)のモデルは品切れ中だが、シリコンゴムのバンドの仕様は買えるようだ。
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ブレスレットはこちら。ラグ幅22mmで平カンなので別の時計にも使い回せる。もちろん通常のメタルブレスはレザーバンド、ラバーバンドも装着可能なので、ミラネーゼが苦手ならイメージチェンジがてら買えてしまってもいい。
まとめ
デザイン性が良く、全面夜光と実用性にも長けていて、かつ安価という三拍子揃った良時計。安い上に便利なので迷ったら入手してしまっていいかもしれない。損はしない一品で、あって困るものでもないだろう。
全面ルミノバのモデルがいくつか出ているのだが、BGW9のモデル、ブラックルミノバのモデルなどバリエーションがあり、いずれも安価なのでつい集めてみたくなる。ミラネーゼが苦手ならカーフバンドに変えてしまってもいいだろう。
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