【レビュー】SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Art ②横須賀

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ニコン

シグマの名玉50mmで横須賀の街をスナップ撮影。

このレンズで撮った写真

ドブ板通り

京急線の汐入駅から横須賀中央駅の間を、国道16号線から一本入ったところを続いている商店街。近くに米軍横須賀基地(ベース)があることでなかなか日本離れした素敵な雰囲気がある。昼と夜とで雰囲気ががらりと変わり、夜はさながらリトルアメリカの様相を呈する。

例によってディープな雰囲気があるが、実際に危なかったのは昔の話で、現在は地元警察と米軍の警察部隊(MP)がパトロールをしているため一定の治安は保たれている。


表通りの国道16号線に出たところ。ここまで直球度ど真ん中のアメリカンダイナーはここでないとなかなか見られない。

この「ハニービー」は有名なお店で、平山夢明の「Diner」表紙みたいな本場のハンバーガーが食べられる。上からナイフがぶっ刺さってるハンバーガーめっちゃうまそうなんだが、あれどうやって食べるんだろう。


再びドブ板通りへ。前職の先輩曰く、この辺で3か月くらいハシゴ酒をするとコミュ力と英会話をパワーレベルリングできるらしい。別の先輩はアレが好きでフィリピンに通っていたらいつの間にか英語がペラペラになっていた。

この地域の住民の英語力は 飲んだくれのオッサン>>>TOEICとかTOFEL勉強している学生 という説が有力です。

横須賀中央駅周辺

ところ変わって横須賀中央駅周辺。快速特急は汐入駅には止まらないので、東京・横浜方面のアクセスはこちらの方が良好。


解像度の高いシグマレンズだが、逆光耐性は実は並だったりする。とはいえ、露骨に光源を入れるような撮り方をしなければ然程目立たないレベルに収まる。


三笠ビル商店街。ビルそのものが商店街になっている建物で、当時としてはかなり画期的な施設だったと思われる。1959年に竣工したかなりのご長寿ビルで、あの中野ブロードウェイよりも7年早い。


裏通りに行くとかなり年季の入ったビル壁が。設備屋涙目のやつだ。これ点検しろとか更新しろって言われたら引き継ぎや図面がないとかなり厳しいのではないだろうか。


16号線の日の出町のあたり。不動産屋や士業事務所も異国仕様になっている。これは中華街などにもみられる。

なお余談だが横浜市は「日ノ出町」、横須賀市は「日の出町」、東京都は「日の出町」(ひのでまち)となる。

おまけ

Z7のピクチャーコントロール「カーボン」で撮ってみた。通常のモノクロに比べるとコントラストが強く濃い味に仕上がる。こうした夜景で用いると黒潰れが多くなってなかなかソレっぽい。

まとめ

印象的に感じた2枚。いつのまにか人々のマスクは外れ、10時も回っても人通りが減りにくくなった。

レンズとしては35mm同様高性能で、絞り開放から安定した描写を望める。パープルフリンジもよく抑えられていて、若干出たとしてもその場で撮り直すか、少々絞れば改善することが多い。

ニコン 50mm F1.8Gと比較すると絞り開放の解像度はコチラに分があるが、あちらも柔らかい描写でありながら収差が抑えられ安定した絵が持ち味で色乗りもよく、重さも600g以上軽いのでなかなか捨てがたい。キャラが違うのでシチュエーションで使い分けたくなる。


ニコン50mm F1.8、シグマ35mm F1.4 HSM Art(※APS-C機で使用)は、いずれも夜景スナップ用レンズとしては十分な性能を持っている。以下にリンクを貼るのでよければ参考にされたし。

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