【レビュー】Tamron SP 24-70mm F2.8 Di VC USD G2 (A032) ②日牟禮八幡宮

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▶カメラ

前回の続き。白雲橋まで戻って日牟禮八幡宮を探訪。

撮影機材

前回に引き続き、ニコンZ7にタムロン SP 24-70mm F2.8 Di VC USD G2(A032)を装着。Fマウント用レンズなのでFTZを履かせている。少々重いが割とカッコイイデザインなので気に入っている。

このレンズで撮った写真

ホワイトバランス

気温35℃を超える酷暑であり、熱すぎるという理由で前回に引き続きホワイトバランスをいじっている。色温度4000K、グリーン側に色調補正を+0.5程度入れている。通常(5000K)と比較するとこんな感じだ。

白幡橋

先ほど潜った白雲橋から。大きな鳥居がありここを潜ると日牟禮八幡宮の境内となる。この鳥居は1616年に造営された大変由緒正しいものという。

引き続きソーダ味になっているが、どことなくフィルムライクな写りに見えてなかなかハマっていると思う。ちょっと古くなった写真ってこんな感じに青みが残りがちだ。

日牟禮八幡宮

日牟禮八幡宮は近江商人の守護神として歴史ある神社だが、その歴史は神門(楼門)からも伺い知ることができる。オリジナルは1359年に建てられたもので、現存していたら間違えなく国宝か重要文化財だろう。過去焼失してしまい再建されたものだがそれでも1858年と古い。

この門をには猿の像が置いてあり、この門を潜ると「災難がサル(去る)」「厄がサル(去る)」と言われる。筆者は少しでもご利益にあやかろうと三往復くらいしておいた。


境内の拝殿は赤い提灯で彩られていた。訪れたのはたまたまなのだが、時期が良かったようだ。

日牟禮八幡宮では萬灯祭という恒例行事が毎年8月15日・16日に行われるようで、夜間には一面ライトアップされるのだという。奉告などの神事や和太鼓・盆踊りなどが行われるという。


この赤提灯はバックの緑との対比でなかなかエモい。訪れた本日はライトアップを見られないのが残念だが、こうして日中訪れただけでも、いかにも夏・お盆といった季節感を楽しむことができる。


この拝殿の右手には能舞台があり、直進して奥の階段を登ると本殿となる。渡り廊下が美しい。

拝殿の後ろには真鍮製の鳩の像が。少しスマートに見えるがキジバトかな。遥か昔にも鳥好きがいたようで、感慨深い。


拝殿を背後に回って撮った構図。本日のベストショット。今回ソーダ味で撮ってよかったと思わずガッツポーズしてしまった一枚。

逆光となったことで提灯が透かしとなり、またホワイトバランスを色が転んで提灯の色が赤ではなく、朱色になったところがポイント高い。ともあれよく撮れている。


その他の場所

白雲館。鶴岡市の致道博物館に若干似ているが、こちらも地域歴史博物館のようだ。明治期の擬洋風建築物と思われる。これもソーダ味が似合っている。


左は白雲橋近くのバス停の時刻表。これで近江八幡駅まで帰ってきた。料金220円と安いので、新町通りや八幡堀、八幡宮に行きたい場合は普通にコレに乗っていった方がいいだろう。事前情報は調べてくるに越したことがない(教訓)

右は近江八幡駅前にあるマクドナルド。新快速が来るまで15分程度時間があったため時間調整のため立ち寄った。ここで小休止したのだが、考えながらだと普段食べ慣れたものの方がよく、今回のようなガチ撮影旅だと使うことが多い。

まとめ

完全にノリとアドリブで行った近江八幡だったが、RTA的な回り方でもかなり楽しめた。まだ見れていないところは沢山あるのだが、主要ポイントは押さえることができたのではないかと思う。

滞在時間2時間、うち往復の移動時間で45分程使っているので正味の観光時間は75分くらいしかなかったわけだが、それでもこれだけ撮れ高があり楽しめたのだから、1日使ってまとも回ったらもっと楽しいことだろう。


この近江八幡はライトアップイベントが多い。前述の通り毎年8月15日・16日には日牟禮八幡宮萬灯祭が執り行われるが、八幡堀や新町通りでは10月第一週の土日に八幡堀祭りが開催される。

こちらは江の島キャンドルライトのようにロウソクによるライトアップイベントだ。この時期は資料館や商人屋敷で夜間無料公開が行われる上、八幡宮奥にあるロープウェイが夜間特別営業を行うため一度の訪問ですべての要素を回収するのは難しく、何回も訪れたくなるようになっている。

なおこの後は新快速に乗って神戸に向かった。こちらもRTAになっている。近江八幡が旅日記的なものに終始してしまったため、レンズ特性についてはこちらで述べたいと思う。その様子は次回。

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