【レビュー】Day walker DW014

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中華時計

新たなる中華時計メーカー見参。その名はデイウォーカー。違う、そうじゃない。

スペック

年代2024年頃?ムーブメント不明
型番DW014精度+30秒程度
直径43mm風防サファイアガラス
厚さ13mm防水30気圧防水
ラグ幅22mmおすすめ度★★★★☆(4.5)
機能デイト 
逆回転防止ベゼル
備考全面夜光

どんな時計?

 Day walker(デイウォーカー)というメーカーの時計。アリエクに売っているいわゆる中華時計なのだが、日本だとあまり聞かない名前だ。

このモデルは全面夜光ダイバースという割とニッチな仕様の一本で、デザインもスタイリッシュで欧州マイクロブランドのような雰囲気があり、なかなかカッコいいため気になって人柱購入してみた一本となる。


ところで「デイウォーカー」とは日光に耐性のある吸血鬼のことで、確か初出は映画の「ブレイド」だったと思う。そのイメージから夜光を推したいブランドなのかもしれない。

この映画自体はスタイリッシュアクションなのだが、このブレイドの人が「違う、そうじゃない」の鈴木雅之とジャケット写真と容姿が似ているため、間違ってボケられる人として有名。

ディティール

ダイヤル

 一見するとよくあるダイバースウォッチに見えるが、この見た目で全面夜光時計である。この時計のルミノバは白く、太陽光の下だとほぼホワイトなので、一見するととてもそれとは気づかない。

見た目的に普通なのに実は全面夜光時計でしたというパターンはBerny watch AM158MSもあるが、こちらはそれとは違って実用程度の輝度と残光性を担保しているので使いやすい。

また何気に三針のセット位置が低い。針擦れて止まらないかちょっと心配になるが、何週間か使ってみたところその心配はないようだ。割と高度な技術力を持っているメーカーかもしれない。

ケースバック

 裏蓋はケースバックでオープナー仕様。300m防水をうたっていて、アリエクだと実際に動画で耐圧試験をかけているシーンや、海水に水没しているシーンなどもあり、きちんとしている印象はある。

ただし使用しているムーブメントはちょっとわからなかった。巻き上げや時刻合わせに少し重さを感じたが、公式やアリエクの販売ページには記載が見当たらなかった。1か月ほど使ってみたところ特に問題はないのだが、気になると言えば気になるところ。情報求む。

ブレスレット

 ブレスレットはラグ幅22mmで割ピン方式となる。質感自体は普通で、折り畳み式バックルがちょっと安っぽい感じはする。R社オマージュではないので汎用ブレスレットは多分合わないだろう。大事に使った方がいいようだ。

夜光(Lume)

 夜光については、輝度はそこそこといったところ。ちなみにルミノバでC3とかBGW9とか言うが、このC3というのは、C+数字という構成になっていて、この数字が少ない程白く、大きくなると黄色くなっていく特徴がある。

つまりC1というルミノバはC3よりも「白い」ことになる。


しかしC1は輝度や残光性がC3に大きく劣ってしまう。そのため、実際はnaturalよりは白く、明るさも優れたC3ルミノバが採用されていて、白さを求める場合はBGW9が採用される。BGW9は発光色がブルーであり、差別化がなされやすいため腕時計などに多用されている。

この時計に使われているのはBGW系と思われるが、いつもより白いので興味深い。

他の機種と比較

 San martin SN022-G2Steeldive SD1928-B とのショット。明るさとしてはSteeldiveと同程度になり、通常のBGW9よりも少し暗いかもしれない。

とはいえ「この見た目で光る」というのは大きなアピールポイントになり得る。

入手方法

(※画像から商品ページへ飛べます)

 アリエクで入手可能。価格帯としてはCronos watchあたりと同じで、2024年時点で通常3万円台、セールで2万円台という感じになる。筆者はブラックフライデー中にプロモコードを適用して購入したが、いい買い物だったと思う。

まとめ

 全面夜光のダイバースウォッチという割とニッチな仕様の時計で、しかもぱっと見全面夜光には見えないデザインという意外性もあり、なかなか面白い時計。飛び道具的な仕様だがマジメに作られている時計でありその点も好印象。

あらためて撮った写真を眺めてみると、やっぱりルミノバには見えない。

他方300m防水とハードユースにも対応しており、全面夜光ということもあって夜間作業にも向いているのでARコーティングが付いていないのが玉にキズだが、オールラウンドに使いやすい時計だと思う。


さっきの比較写真のミスショット。この夜光写真は三脚にカメラを据えて撮っているのだが、それだけだと絵的に寂しいのでテレビを付けてケースの反射を写し込んでいる。

テレビなので色がランダムで変わるため、タイミングによってこんな感じに映ったりする。ブロンズケースみたいでなかなか渋い絵面になってしまった。

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