【レビュー】Berny watch AM158MS-A

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中華時計

思わぬ伏兵その4。一見普通のファッションウォッチに見えて実は……。

スペック

年代2023年頃ムーブメントミヨタ 8215
型番AM158MS-A精度+30秒程度
直径40mm風防サファイアガラス
厚さ12mm防水5気圧防水
ラグ幅22mmおすすめ度★★★★(4.0)
機能デイト備考全面夜光(Full Lume)

どんなモデル?

 最近筆者が注目しているBerny watchのモデル。このメーカーはファッションウォッチからダイバースウォッチまで割と手広くブランド展開していて、このモデルはヨーロッパの鉄道時計で知られる某M社のオマージュモデルとなる。

このモデルはいくつかのカラーバリエーションがあり、ホワイト、ブラック、ライム、イエローなどの種類があり、好みに応じて選択できる。

ディティール

ダイヤル

 見ての通りM社の鉄道時計そっくりなバウハウス的なデザインとなっている。

オリジナルはホワイト文字盤にブラックの自身と分針、レッドの秒針といったカラーリングでシンプルかつカジュアルな印象だったが、ブラックになると一転してなかなかシックな雰囲気になる。

ケースバック

 裏蓋はシースルーバックになっており、ミヨタムーブを鑑賞することができる。この時計はメッシュブレスなので鑑賞しやすい。防水性能も5気圧防水と日常使用には十分だ。非ねじ込みリューズなので普段使いもしやすい。

ブレスレット

 ブレスレットはメッシュタイプとなっていて、なかなか肉厚でしっかりしたものが付いてくる。このモデルに関してはブラックPVD仕上げとなっていて、ブラック文字盤にもマッチしている。使用していると段々地のシルバがー出てくるので経年変化も楽しめるだろう。

なおこのブレスは別売もされている。カラーもシルバー、ゴールド、ブラック、ブルー、レインボーなど複数選べる上、リーズナブルなのが嬉しい。他方で通常のブレスレットやレザーバンドに変えてしまう方法もある。色々遊べるので意外と飽きがこない。

夜光(Full Lume)

 この時計最大の時計の特徴にして隠し玉。なんとこの見た目で全面夜光なのである。上のスペック表でしれっと全面夜光と書いてあったのはタイプミスではなく、マジなのだ。

原理としては他のカラールミノバと同じで、通常のルミノバ粉末に黒い顔料を混ぜているらしい。この場合はマットブラックにルミノバを混ぜているようだ。


このブラックルミノバは、C3やBGW9といった通常使用されるルミノバよりも明るさは暗く、残光性もほとんどない。これはルミノバに混ぜ物をしている上、黒色は光を吸収してしまうので仕方ない部分もある。

とはいえ「この見た目で光る」という意外性のインパクトはすさまじい。この見た目と色で全面夜光とはよもや思わないだろう。まさに隠し玉といった感じがあってすごくいい。

入手方法(アリエク)

(※画像から商品ページへ飛べます)

アリエクではいくつかのカラーバリエーションを展開してしており、うちライム、イエロー、ブラックが全面夜光モデルとなっている。ライムについては使われている顔料がC3(グリーン)とBGW9(ブルー)の場合があり、グリーンの方が安価なようだ。


(※画像から商品ページへ飛べます)

ブレスレットはこちら。ラグ幅22mmで平カンなので別の時計にも使い回せる。

まとめ

 普通のファッションウォッチだと思ったらまさかの全面夜光時計だったという超曲者な時計。接写して撮っているがこの見た目で光るとはとても気付かない。

ブラックルミノバに気を取られがちだが時計本体の作りも良好で、なまじ半端なファッションウォッチよりも堅実な作りで、かなり真っ当な時計という印象。この見た目に反して生真面目な作りという部分はSpinnaker(スピニカー)にも通じるところがあって、なかなか好き。

バーニーは夜光時計に定評があると勝手に思っており、前回のスーパーブルーも驚いたが、ブラックルミノバにも驚かされた。では普通の時計はどうなのかというと…これもかなりスゴかった。その様子はまたいずれ。

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