【レビュー】Nikon AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED ①

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ニコン

10月11月と更新できなかった反動からカメラ熱が再燃しています。今回はニコン24mm F1.4Gをレビュー。ナノクリ仕様のすごいやつ。

Nikon AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

スペック

焦点距離 24mm レンズ構成 10群12枚
最小絞り F1.4 絞り羽根枚数 9枚(円形絞り)
最大絞り F16 寸法 約83mm × 88.5mm
最短撮影距離 25cm(撮影倍率0.18倍) 重量 620g
フォーマット フルサイズ フィルター径 77mm

ニコン謹製高級単焦点

定価30万円、実売20万を超える高級単焦点レンズである。

これはFマウントではあるがblueの所持品でなく、母上が気まぐれで買ったレンズである。母上はD610⇒D850とFマウントを使っていたこともあるのだが、多分あまり使っていない。その後ZマウントのZ7に行ってしまったため、このレンズの存在は既に忘れてしまったものと思われる。

私も普段は35mmか50mm、それか90mmマクロで撮ることが多いため出番がなく、そのまま防湿庫に眠っていたのだが、みなとみらい全館点灯イベントがあるので持ち出してみることにした。

D800に装着

ボディとの相性は超バッチリ。デザインも重心も申し分なし。上位レンズであることを示す鏡胴の金線が誇らしい。そこそこ重いがこのくらいなら全然扱える。

blueは個人的に、メーカーや時代を問わず普遍的に一番カッコイイレンズは「85mm F1.4」だと考えているが、この24mm F1.4もなかなか。これは気合を入れて撮りたくなるレンズ。

ただこのレンズで寄られたらちょっとビビるかも。

入手方法

発売から10年程度経つ一眼レフ用のレンズだが現在も新品で入手可能。Amazon、楽天、Yahoo!のネットショップはもちろん、家電量販店でも売っている。

前ピン

何枚か試写したところ前ピンだったためボディ側で調整をかけている。-20のマックスまでかけているが改善したので一応これでよしとする。新宿のニコンに持っていこうと思ったがコロナで要予約制になっていたため入れなかった。ペンタックスに至っては閉鎖されている始末。諸行無常である。

この辺はUSB接続でピント調整やファームウェアアップデートができるシグマ 24mm F1.4 HSM Artの方が便利か。PC接続は現代のレンズで割とスタンダードな機能になった。

作例:みなとみらい①(桜木町~みなとみらい南)

ワシントンホテル

みなとみらいの全館点灯イベントを撮影。いつもは大桟橋や万国橋、汽車道などの定番スポットで三脚撮影するのであるが、最近ビルが急激に増えて風景が変わったこともあり、今回は趣向を変えてレンズのテスト兼ねてスナップ撮影を行った。

枚数が意外と多くなったので記事を3分割に分けた。このエリアは桜木町~みなとみらい南側のエリアで、多くの人がイメージする「横浜」「みなとみらい」の場所である。すべて手持ちによるスナップ撮影で、色温度は5000Kで撮っている。

横浜市役所(新市庁舎)

(左からアパホテル、ザ・タワー横浜北仲、横浜市役所)

画面右手に見えるのは横浜市の新市庁舎で、スタジアム前の旧市庁舎から移転してきた。この財政でよくやるわとも思うが、各部課が関内駅周辺の民間ビルを間借りしており、窓口がわかりにくかったので便利になったのは確かだ。結構遅くまで明かりが灯いていてかなり忙しいようだ。


左手の高層ビルは「ザ・タワー横浜北仲」という超高級マンション。展望ラウンジを一般開放している。いい穴場なのでバレて見つかってほしくない思いはある。ちょうど手前に立っているため横浜第2合同庁舎は見えなくなってしまった。

一番左の建物はアパホテル。このあたりの区画は「海岸通団地」という団地が立っていた。整備前の象の鼻地区と共に「昭和のヨコハマ」の名残を残す風景だったが、再開発により姿を消すことになった。

横浜ランドマークタワー

コレットマーレ、県民共済プラザビル、MM日石ビル、横浜銀行本店、横浜ランドマークタワー

横浜ランドマークタワー。このみなみみらいで一番高いビルで、現在でも日本で2番目に高いビルだ。1994年竣工なので今から約30年前弱の建築物であり、デザインや設備、一階層の高さの狭さなど時代相応の古さもあるが、その存在感と威厳は名実共にみなとみらいの「顔」である。


ランドマークタワーは平面構造が正方形に近いビルなのでガンダムでいう「ガワラ立ち」が似合う。

69階フロアはスカイガーデンという展望台になっており、東西南北360度のパノラマビューを楽しめるのだが、六本木ヒルズや渋谷ヒカリエよりもリーズナブルでお得感がある。

クイーンズスクエア

クイーンズタワー(A棟・B棟・C棟)、横浜ベイホテル東急、インターコンチネンタルホテル、コスモクロック21

描写が甘いようにも見えるが、これはWordpressにアップロード時に画質が劣化するため。D800のjpgは一枚15MB程度と大きすぎるため30%程度に縮小してから上げるのだが、それでも大きいため600KB程度に圧縮されてしまう。この辺もいずれやり方を調べないとなぁ。

記事の画像はサムネイル扱いなので、クリックすると少しマシな画質で閲覧することができる。

その他の場所

船上バー「ヘミングウェイ」。桜木町とワールドポーターズを結ぶ「汽車道」からランドマーク・クイーンズ方面を見た時に見えるあの船だ。

このタラップから船内に行くわけだが、本日は風が強くロープがきしむ音が聞こえる。SFCのスーパードンキーコング2の1面みたいな音がして雰囲気がとてもよい。というかSDK2の音作りがすごかった。

低感度(ISO100)で近距離の被写体を撮った一枚。広角レンズであるが最短撮影距離で約24cm、最大撮影倍率で0.17倍なので寄って撮ることもできる。


コレットマーレ、県民共済プラザビル、MM日石ビル
MM日赤ビル、横浜銀行本店

24mmの画角は大型建築物の撮影にはちょうどいい画角だ。丸の内や新宿新都心の超高層ビルとなると足りなくなってくるため20mm以下の超広角レンズが必要になるが、あまりにも画角が広すぎて半分特殊撮影の域になり、日常用途では使いづらい。

みなとみらいくらいの規模ならば24mmでも回ることができ、このくらいの画角ならば一般的な風景撮影でも使いやすい。

このレンズで撮っていて気付いたこと

開放から使えるF1.4の威力

フィルム時代の昔ながらのF1.4レンズと、2010年以降のF1.4レンズは大きさや価格が大きく違うが、最大の違いは「絞り開放時の描写」といえる。これらの高級単焦点はF1.4の時点ですでにシャープで、この24mm f/1.4G EDも実用十分の解像度を保っている。

「開放から使えるF1.4」の威力は凄まじい。単純に実用レベルでF1.4が使えるだけでなく、一段絞ってF2として使うと画質や収差・フリンジが改善されるメリットもある。二段絞ってF2.8として使うとさらに改善される。これもう三脚いらないんじゃないか。

オールドデジカメでもいける

このレンズはAPS-C機で用いると36mmの焦点距離となる。加えて機械絞りとなっており、絞り開放レバーを備えている。この特徴から、ニコンD80やD200などのオールドデジカメとの相性が良い。F1.4と明るいため暗い場所でもISO感度を上げずにそこそこ粘ることができる。


まとめ

これら全てスナップで適当に撮ったものだが、三脚を据えて撮った写真とあまり遜色がない。もちろん露光時間が違うので厳密には同じ写真は撮れないのであるが、これが定価30万円オーバーのレンズの威力なのかと思い知った。最強の剣は実家に埋まっていたのだ。

blueが初めて使ったデジイチはD80で、当時はISO800でノイズが目立ち、また暗いキットレンズだったためとても手持ちでは撮ることができず三脚が必須だった。その感覚からすると軽くカルチャーショックすら覚える。ある意味でフィルム⇒デジよりもすごいかも。

このまま横浜方面に歩いていきます。キリがいいので一度この辺で。

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