【レビュー】Berny watch AM158M（BGW9）

Berny watch最強の全面夜光時計。つまりは中華最強の全面夜光時計である。

スペック
どんなモデル？
ディティール
夜光（Full Lume）
1. sanmartin, Steeldiveとの比較
2. Berny watchとの比較
入手方法（アリエク）
まとめ
関連商品
1. AMT143MD
2. AMT258MS

スペック

年代	2023年頃	ムーブメント	ミヨタ 8215
型番	AM158M	精度	+30秒程度
直径	40mm	風防	サファイアガラス
厚さ	12mm	防水	5気圧防水
ラグ幅	22mm	おすすめ度	★★★★★(5.0!!)
機能	デイト	備考	全面夜光（Full Lume）

どんなモデル？

　最近筆者が注目しているBerny watchのモデル。このメーカーはファッションウォッチからダイバースウォッチまで割と手広くブランド展開していて、このモデルはヨーロッパの鉄道時計で知られる某M社のオマージュモデルとなる。

ブラックルミノバの全面夜光という超変化球、C3グリーンの直球モデルに続き、三本目のカラーバリエーションとなるがこちらはいわば剛速球といったところ。

ディティール

ダイヤル

　見ての通りM社の鉄道時計そっくりなバウハウス的なデザインとなっている。デザイン的にはブラックルミノバのタイプと同じで、メーカーロゴがあり６時位置にデイト窓があるタイプになる。

ARコーティングはついておらず比較的シンプルだ。

ケースバック

　裏蓋はシースルーバックになっており、ミヨタムーブを鑑賞することができる。この時計はラバーバンドなのでやはあり鑑賞しやすい。防水性能も5気圧防水と日常使用には十分で、非ねじ込みリューズなので普段使いもしやすい。

ブレスレット

このモデルはシリコンゴム製のブレスが付いている。このBGW9採用のタイプに関しては、いつものミラネーゼタイプのモデルが品切れだったため、ラバーバンドのタイプを購入してみた次第。

ラバーバンドの出来は悪くなく色合いもまあまあマッチしているのだが、どうしても素材がシリコンゴムなので引裂強度がちょっと頼りなさそうな印象がある。ラフな使い方をする人、筆者のように頻繁に着脱をする人はあまり向かないかもしれない。

まあ気に入らなければ通常のミラネーゼブレスは別売しているし、通常のブレスレットやラバーバンドに変えればいいだけなのであまり大きな問題ではない。

夜光（Full Lume）

このモデルはとにかく明るい時計で、手持ちの全面夜光モデルの中でもトップクラスの明るさを誇る。Steeldive SD1928-B はもちろんのこと、San martin SN022-G 2 よりも上で、最大輝度・残光性ともに申し分ない。

割と誇張なしに本すら読める爆烈な明るさは感動する。バックライト液晶かってレベル。

sanmartin, Steeldiveとの比較

論より証拠ということで全面夜光時計を３つ並べてみた。右はブラックライトを照射した直後の輝度で、下側は3分程放置した時の輝度。

照射直後の最大輝度、そこから光量が低減していった際の残光性共に他のモデルよりも優れている。個体差とも思ったが、この傾向は他のBerny Watchのモデルにも当てはまるので再現性がある。

Berny watchとの比較

色違いのモデルを３つ並べてみたところ。用途が違うルミノバなので当然輝度や残光性も異なっている。このBGW9のモデルは輝度・残光性共に勝っている。

Berny watchはルミノバの輝度に定評がある。使われているルミノバのグレードが高いのか、処理が上手いのかはわからないが、他の中華時計と比較検討する際のアドバンテージになるだろう。

入手方法（アリエク）

（※画像から商品ページへ飛べます）

このモデルはいくつかのカラーバリエーションを展開してしており、うちライム、イエロー、ブラックが全面夜光モデルとなっている。2024.11現在、ライム（BGW9）のモデルは品切れ中だが、シリコンゴムのバンドの仕様は買えるようだ（2枚目のリンクから買えます）

（※画像から商品ページへ飛べます）

ミラネーゼブレスは別途購入可能。シリコンゴムのラバーがイヤならこちらで購入してもいい。それほど高くはないのは嬉しい。ラグ幅22mmで平カンなので別の時計にも使い回せる。

もちろん通常のメタルブレスはレザーバンド、ラバーバンドも装着可能なので、ミラネーゼが苦手ならイメージチェンジがてら買えてしまってもいい。