【レビュー】Nikon NIKKOR Z 24-70mm f4 S ④湯の浜温泉

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ニコン

鶴岡、加茂港と湯の浜海岸を夏色気分で撮ってみる。

光害カットフィルターで夏色っぽく

光害カットフィルター(スタースペース)ソフトフィルター(プロソフトン[A])を重ねて夏色っぽい雰囲気の写真が撮れないか実験をしてみた。

マルミ StarScape 星景夜景撮影用

今回使用した光害カットフィルター。本来は星景撮影に使用するものだが、昼間に使っても問題ない。夏色っぽい雰囲気に仕上げられないものかと使ってみた。ケンコーのスターリーナイトに比べると少しマイナーで、色も紫がかった青色をしている。


Kenko PRO1D プロソフトン [A]

これはソフトフィルターの定番で星景撮影に用いられるもの。これも昼間使っても問題ない。通常のソフトフィルターに比べるとソフト効果が控えめで使いやすい。 [B] > [A] > [クリア] の順番でソフト効果が強い。



どちらも本来は星景撮影で用いるフィルターなのだが、この間の撮影ではアストロトレーサーがうまく動作せず思うように使えなかったことから、何かに使いたいと思っていたところ、なんか青いし海とかいいんじゃね?よし!海行こう海!となった次第。(適当)

このフィルターで撮った写真

本当はマルミの「なついろパンチ!」で撮りたかったのだが、近所のヨドバシに売っていなかったことから断念。光害カットフィルターとソフトフィルターを付けたら似た感じになるんじゃね?と思って重ねて撮ってみることになった。天体撮影で使えなかったことの腹いせもちょっとある笑

カメラはZ7、レンズはNIKKOR Z 24-70mm f4 Sを使用。


スタースペース(マルミ)プロソフトン[A](ケンコー・トキナー)を装着してみたところ。若干青みが増してソフト効果も効いている。


ホワイトバランスを5400kくらいにして、グリーン+2.5くらい振ってみたところ。なかなかいい感じにソーダ味になったので今回はこの調子で撮っていくことに。

加茂港

加茂港。江戸時代から続く天然の良港で現在は鶴岡市における水産資源の拠点となっている。海岸付近では磯遊びが楽しめる。

クラゲで有名な「加茂水族館」は国道112号線のどんつきを左に曲がり、トンネルを抜けたところにある。過去に帰省した際には入場規制がなされて撮影不可のことがあったので今回はスキップ。オフシーズンにまた来てみたいところ。


R112を歩いて加茂港から湯の浜海岸へ向かう。この日は気温が35℃を超えていてものすごく暑い!一件暑そうな雰囲気の写真だが実際に暑いので雰囲気的には良く出ていると思う。

はじめはソーダ味の主張が強かったがなんだか段々慣れてきた。本来の用途が光害カットフィルターなので赤色が潰れないか懸念していたが、普通に赤いので問題ないようだ。

湯の浜温泉

加茂港に隣接している湯の浜温泉はなかなか由緒のある温泉街で、同じ山形県の上山温泉、福島の東山温泉とともに奥羽三楽郷に数えられた。庄内空港からかなり近いため羽田空港の直行便で来ることもできる。

なおその上山温泉はネット掲示板で有名な例のタワマン(スカイタワー41)がある。観光名所ではないけど山形自動車道を走行していると嫌が応にも目立つ笑


ソフトフィルター(プロソフトン[A])を使用すると逆光でこのような白色のフレアが発生する。フィルターとホワイトバランスで緑被りに合わせるとかなり夏色っぽい雰囲気が出る。

海水浴場

湯の浜温泉は海水浴場が隣接していてここで泳ぐことができる。夕方で西日だったので逆光構図にしてみたところ、なかなかフィルムライクな写りになった。いいなぁコレ。

なお数年前に転職活動をしていた時に、帰省してこの海水浴場で泳いで遊んだことがあったのだが、紫外線が強かったのか思ったよりもかなり日焼けしてしまい、お盆明けの面接でエンジョイしてきたことがバレバレになってしまったことがあった。あれはかなり困ったゾ…。

シラフとの比較 

左:フィルターなし5000k 右:スタースペース+プロソフトン 5400k(G+2.5)くらい。二枚目の彫像が昇竜拳やラオウみたいでなんだか笑ってしまうが、かなり強めにソーダ味になっているのがわかる。プロソフトンAはソフト効果が控えめなので日中でも使いやすい。

まとめ

なんかいい感じに夏色になった回だった。いずれ本物の「なついろパンチ!」を試してみたいところ。

ただこの手の味変はずっとやっていると飽きてしまうのでたまにでいいかな。ホワイトバランスの緑被りをG+1.0くらいに弱くするとソーダ味成分が薄味になってやりやすくなるかも。


翌年に再訪問した時の記事。だがあいにくの夜w


関連商品

マルミ なついろパンチ!

本当はこのフィルターを付けて撮る予定だった。
「解像度のいらない世界」がコンセプトになっていて、強い滲みとシアン被りで「なついろパンチ!」な写真が撮れてしまうというクセの強いフィルター。公式に作例あり。


関連商品2

光害カットフィルターはケンコーの「スターリーナイト」の方が有名らしい。こちらはプロソフトンとセットになっているものもあるようだ。

光害カットフィルターって普通の夜景撮影にも興味あるんだね。これは知らなかった…。

Kenko スターリーナイト 星景・夜景撮影用

ケンコーの光害カットフィルター。こちらの方がメジャーらしい。マルミのものに比べるとブルーグリーンっぽい色合いをしている。


Kenko スターリーナイトプロソフトン 光害カット+ソフト効果

こちらは光害カット効果とソフト効果が1枚のガラスでセットになっているタイプ。便利な上にケラレや画質低下を抑えられる。


リンク

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