前回の続き。引き続き等々力渓谷を散策。虹色フレアは出ません。
このレンズで撮った写真
等々力渓谷
風来のシレンに出てきそうないい感じの立札が立っている。
初代シレンは結構やりこんだクチで「渓谷」と聞くと「渓谷の宿場」が真っ先に浮かぶ。この等々力渓谷は地形の雰囲気が作中の杉並の旧街道に似ていることもあってBGMが脳内再生される。
いやここは世田谷なんだけども。(だれうま
不動の滝
しばらく歩くと割と大きめなほこらがある。肉眼に程近い程度のアンダー目に撮ると雰囲気が出る。
水場には2本の滝が降りている。滝行などもやっているようだ。苔むした岩壁はとても美しく、テラリウムとして理想的な環境が保たれている。
どうしたものかと思ったが、F1.4レンズがあるので感度をあげてハイスピード撮影してみた。1/4000秒くらいで撮っているがこれは三脚でもストロボでも撮れない。かがくのちからってすげー!
等々力不動尊
先ほどの滝の側には階段があったので登ってみる。背景の変化がどれも美しかったので全部乗せてしまった。1枚目のような「先に何かがあるぞ」とチラ見えする風景は好奇心を刺激されてワクワクする。
階段を上りきるとなにやら木組み工法の建物が。懸造り(懸崖造り)というのかな。匠の技が光る。
すぐ横の水場には水神様が。ギャラ〇スにちょっと似てるww 心を読まれてしまったのか気のせいかボケが騒がしい。
この建物は等々力不動尊というお寺で、寺号は「満願寺」、正式名称は「滝轟山明王院」という。宗派は真言宗智山派で、開創は平安時代(!!)の末という由緒正しき古刹。
学業成就や芸事上達のご利益に定評のあるお寺で、春は桜を、秋は紅葉を楽しめるという。お馬鹿さんのblueは毎日参拝しますくらいの勢いで拝んでおいた。
三枚目すっごい好み!見惚れて佇んでいたらいつのまにか5分ぐらい経っていた。
その他の場所
この近くには日本庭園があり散策も楽しめる。そのまま南に抜けると住宅街に出てここで渓谷はひとまず終わり。多摩川や東京都市大学のあたりに出る。
まとめ
お気に入りはこの2枚かな。1枚目はチルトレンズで撮ったようなミニチュアっぽい感じが出ていておもしろい。普通に絞り開放で撮っただけなんだけども。
普段撮っている写真が夜ばっかりなので昼間持ち出してみたのだが、このレンズは色乗りが良くコッテリ写る。緑と相性がいいのはさすがペンタックスというべきか。
虹色フレアが売りのレンズだけども普段はF2.8くらいで撮っていると堅実な写りを期待できる。小型軽量で持ち出しやすく、絞りリング付きなので他メーカーのカメラでも使えるのもいい。いいレンズなのでペンタユーザー以外も方もおすすめ(お願い、買って!)
おまけ
帰り道でやっぱりフレアを出したくなって撮った一枚。ヒャア!がまんできねぇ0だ!
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