前回の続き。全館点灯イベント中のみなとみらいを散策。すべて手持ちによるスナップ撮影で、ここから色温度は4000Kで撮影している。
作例:みなとみらい②(みなとみらい北~高島町)
三菱重工横浜ビル。このみなとみらいでは最初期の頃から経っているビルで1992年竣工。ランドマークタワーよりも先輩である。
前回にも登場した横浜銀行本店ビル。こちらのみなとみらいの初期メンバーで1993年竣工。やはりランドマークタワーよりも先輩。奥のMM日石ビルは竣工1997年でクイーンズタワーと同期。
MARK IS みなとみらい
MARK IS みなとみらい。2013年開業と割と新しい商業施設で横浜美術館の向かい側にある。毎年ライトアップしており、LEDライトの色は青、白、黄色の3色。少し寒々しいので電球色でまとめた前の方が好みだったかも。
千代田化工建設の本社が入っているビル。ドラマのロケ地として多用される場所で、大抵何かの撮影をやっている。運が良ければ見れるかも。商業施設が併設されており、焼肉屋が高いけどうまい。
余談だがクイーンズタワーA棟には日揮が入居しており、同業のプラントエンジニア2社がほぼ隣通しのビル越しにしのぎを削っている状況にある。焼肉屋でうっかり遭遇したらちょっと気まずそう。
ウェスティンホテル
ウェスティンホテルが入っているビル。ここも最近立ったホテルで。以前はセキチュー(ホームセンター)が立っていた。イメージ違いすぎてビビる。
この付近には高島貨物船の「三菱ドック踏切」があり、国道16号線(桜木町側)側に抜けることができる生活路があるのだが、ここら一体は5年前と姿が全然違うので前の姿を知っている人は軽く混乱する。
三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア
ニトリの真向かいにある現在建築中のビル。上層には三井ガーデンホテルが入る予定。まだ竣工していないためか、テストも兼ねてか盛大に全館点灯している。
ここも以前は住宅展示場だった。平成の世はとうに終わっているのだ。
村田製作所MMIC
正式名称は「村田製作所 みなとみらいイノベーションセンター」略してMMIC。段階的にフロアを拡張しているようでまだ点灯していない階がある。きっと社員さんや協力会社のスタッフが一生懸命準備しているのだろう。
2階には「ムラーボ!」という子ども向け科学体験施設が併設されており、近隣の京急本社ビルやアンパンマンミュージアムなどとはしごして楽しむこともできる。この時期はLEDのイルミネーションで彩られている。
このみなとみらいの全館点灯イベントは、各ビルそれぞれ誰かが「点灯」させているわけで、念入りに動作確認した上でプログラムやオペレーションを組み、本番に臨んでいる。私たち夜景ファンがこうして楽しむことができるのもそうした方々の不断の努力のおかげであって、ただただ頭が下がる思いだ。
神奈川大学 みなとみらいキャンパス
神奈川大学のキャンパスがNRIの隣に立っていた。経営学部や外国語学部などがこちらに移るらしい。便利な場所にあるので、各種資格試験の会場として提供してくれるとなかなか便利かも。
みなとみらい4丁目交差点
このみなとみらいで一番好きなポイント。道路が右にカーブしているため、右手にせり出した横浜野村ビルの存在感はインパクト抜群。道路を挟んだ左手には村田製作所、LG、資生堂、京急、日産…と名だたる企業の本社ビルがまるでエグザイルのように隊列をなして並んでおり、とても壮観だ。
みなとみらいで「みらい」を一番感じる場所かもしれない。きっとこれが本来の「みなとみらい」の姿なのだろう。画面として空白が少なく美味しい。三脚撮影でテールライトの光跡を付ければさらに魅力的に仕上がるだろう。
ちなみに右手の横浜野村ビルはこの間100mmマクロで撮っていた場所である。
まとめ
ホームセンター、中古車展示場、住宅展示場、カー用品店という田舎の国道感丸出しだった当時の姿(5年前)を知っている人からするととても感慨深いものがある。
blueはみなとみらいの「みらい」らしからぬかつての風景に愛着があったので、小さい頃に可愛がっていた親戚の子が上京して遠い場所に行ってしまったような一抹の寂しさを感じる。たった5年で変わりすぎだろう…。
交差点のセブンに入って缶コーヒーで冷えた体を温め、このまま横浜方面へ。
⇒横浜方面に進む
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